【2010パリショー】レクサス、もっともコンパクトなCT200hがパリ初上陸

CT200h

会期:10月2日~17日(現地時間)
会場:フランス パリ Paris Expo Porte de Versailles



 レクサスは、ハイブリッド5ドアハッチバック「CT200h」を出展した。フランスでの売価も発表され、価格は3万ユーロ(日本円で約345万円)。

 CT200hのボディーサイズは4320×1765×1430mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2600mmで、レクサスブランドのモデル中もっともコンパクトなモデルに位置づけられる。

 車重は明らかになっていないものの、骨格にアルミニウムを積極的に使用しており、軽量に仕上がっている模様だ。

 直列4気筒1.8リッターエンジンの最高出力は73kW(98HP)/5200rpm、最大トルク142Nm/4000rpmで、搭載するモーターと組み合わせてシステム全体で100kW(134HP)を発生する。車名の「200」は2リッター級の動力性能を持つことを示すが、その一方でCO2排出量は89g/kmに抑えられている。最高速度は180km/hで、0-100km/hは10.3秒となった。

 車内のスイッチで簡単に車両の設定ができるドライブセレクトモード機能を搭載し、ノーマル、スポーツ、エコモードのほか、EVスイッチも用意される。なお、スポーツモードをセレクトした場合のみ、タコメーターのカラーリングが青(リラクシングモード)から赤(ダイナミックモード)になる。

 そのほか、ミリ波レーダーを使って前方を監視するシステムを搭載しており、衝突する危険がある際には音と表示でドライバーに警告するとともに、ブレーキ圧を高める機能を有する。

CT200hの日本での販売は2011年初頭を予定している
LFAも展示されていたレクサス初のクリーンディーゼルエンジンを搭載したIS200dも展示。最大出力150kW、最大トルク340Nmを発生する2.2リッターターボディーゼルエンジンは、最高速度205km/h、0-100km/h加速10.2秒というスペック
RX450hGS450hLSのロングボディー仕様LS600h L

(編集部:小林 隆)
2010年 10月 2日