東京オートサロン 2017
【東京オートサロン 2017】マツダ、「クラシックレッド」の「ロードスター」を2月28日まで限定販売
カスタムパーツ装備の「CX-5」「ロードスター RF」なども展示
2017年1月13日 19:28
- 2017年1月13日 発表
マツダは1月13日、東京オートサロン(幕張メッセ:1月13日~15日)のプレスカンファレンスで「ロードスター」に限定色「クラシックレッド(3万2400円高)」を設定し、2月28日までの期間限定で販売すると発表した。
初代ロードスターは1989年2月にシカゴモーターショーで初公開されたが、そのときのメインカラーがクラシックレッドだった。この当時のボディカラーを、最新の水性塗装技術であるマツダ独自の「アクアテック塗装」で忠実に再現したものとなっている。
クラシックレッドは初代(NA型)と2代目(NB型)で採用していたボディカラーだが、3代目以降は途絶えていた。だが、ロードスターは2016年4月に累計100万台を超えることになり、ロードスターを発売して以来、27年間に渡って支えてくれたファンへの感謝の想いを込めて復刻することにしたと語られている。
クラシックレッドに塗られたロードスター以外には、「カスタムスタイル2017」と名付けられた4台のモデルと、2016年12月に発売されたばかりの「ロードスター RF」、そして2月に販売が始まる新型「CX-5」などがブースに並んでいる。
プレスカンファレンスでスピーチを行なったマツダの青山裕大執行役員は「今回のマツダブースのテーマは『Be a driver.~マツダの新しいチャレンジが始まる~』です。新型CX-5やロードスター RF、カスタマイズカー、グラスルーツモータースポーツなど、『走る歓び』を感じていただけるブースとしてます」と語り、オートサロンの特徴に合せたカスタマイズモデルと新型車を中心に展示していることを説明した。
また、今年のモータースポーツへの協賛体制についてもアナウンスされた。「マツダはさまざまな想いを持って参加し、挑戦する人たちの人生がモータースポーツをつうじて豊かになることを願って、カスタマーによるモータースポーツに力を入れてきました。趣味として楽しむ人も、上を目指したいという人も、それぞれのスタイルや想いに応えるレースを用意し、大人の自動車文化の1つのあり方として大切に育んでいきたいと思っています。そのため、誰もが気軽に参加できる3種類のナンバー付きレース、その上にはよりハイレベルなMX-5カップなどを設定しています」。
「2002年にスタートした『パーティレース』では、昨年にND型ロードスターを導入しました。15年目を迎える今年も、NDだけでなく、NC、NBクラスも含めて3つの地域でシリーズを継続し、全国の参加者が交流を深めることを目的とした東西交流戦を開催する予定です。『マツダ耐久レース』『サーキットトライアル』も各5戦ずつ、全国のサーキットで開催いたします」とのことで、エントリーレースとなるナンバー付きのパーティレースや、ライセンス類がなくても参加できるマツダ耐久レースやサーキットトライアルを引き続き開催するという。
そして、今シーズンから開幕するグローバルMX-5カップについては、「アメリカではひと足早く、昨年からシリーズが開催されています。毎戦40台以上が参加する人気レースで、競技時間はアメリカと同じ45分のスプリントレース。日本ユニークとしては2名まで登録ができ、ドライバーチェンジが可能なエンブレムクラスを設定して、幅広い方々に参加いただけるようにしました。国内シリーズは4月9日のスポーツランドSUGOからスタートし、国際サーキットで5戦を開催します。グローバルクラスでのシリーズチャンピオンには、10月14日にアメリカのマツダ レースウェイ ラグナ・セカで開催する世界一決定戦にご参加いただく権利が与えられます」と紹介して、新たな試みとなるグローバルMX-5カップの概要についても語られた。
このように、新型モデルのロードスター RFやCX-5、最新モデルのカスタマイズカー、グローバルMX-5カップカーなど話題性の高い車両が並べられているのがマツダブースとなっている。