北京モーターショー2016

アウディ、直列5気筒ターボを搭載する新型「TT RS クーペ」「TT RS ロードスター」を発表

従来比60HPアップの最高出力294kW(400HP)、最大トルク480Nm発生

2016年4月25日(現地時間) 発表

「TT RS クーペ」「TT RS ロードスター」を発表

 独アウディは4月25日(現地時間)、北京モーターショー2016(会期:4月25日~5月4日)で、新型「TT RSクーペ」「TT RSロードスター」を発表した。2016年秋に欧州で発売される予定で、価格はクーペが6万6400ユーロから、ロードスターは6万9200ユーロから。

 新型TT RSは、最高出力294kW(400HP)、最大トルク480Nmを発生する新開発の直列5気筒 2.5リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは7速DCT(7速Sトロニック)を組み合わせ、駆動方式は4WD(クワトロ)となる。

 従来モデル比で60HPのパワーアップにより、TT RSクーペで0-100km/h加速が3.7秒(ロードスターで3.9秒)となり、最高速は250km/h、オプションにより280km/hに達するという。

世界初公開となる「TT RS クーペ」がメインステージに展示された

 北京モーターショーの会場では、そのほか「A4」セダンのロングホイールベースモデル「A4 L」、アウディによる接続可能なモビリティを示した「Q3」のコンセプトカーをそれぞれ発表。

 公開された「Q3」のコンセプトモデルには、最高速30km/h、航続距離12kmを超えるという電動ロングボードを搭載。車両後部に収容可能で移動の自由を広げるという。

「Q3」の車両後部に電動ロングボードを搭載できるコンセプトモデルを展示した
「A4」セダンのロングホイールベースモデル「A4 L」
ブルーのボディーカラーでRSモデルなどを、レッドのボディーカラーでSモデルなどを用意。ハイパフォーマンスモデルを中心に展示した

編集部:椿山和雄