メルセデス・ベンツ、NVIDIAと共同開発したAI（人工知能）車を12カ月以内に発売へ

メルセデス・ベンツブースにおけるトークセッション風景。左から、メルセデス・ベンツ デジタル ビークル＆モビリティ担当副社長 サジャド・カーン氏、NVIDIA創設者兼CEO ジェンスン・フアン氏、司会のガイ・カワサキ氏

　米国ネバダ州で1月5日～8日に開催された「CES 2017」。各メーカーのブースでは展示なども行なわれているが、来場者向けにトークセッションなどのイベントを開催するメーカーもある。

　メルセデス・ベンツのブースも、コンセプトカーの展示のほかはトークセッションを中心に構成しており、その1つとして1月6日に開催されたのが半導体メーカーであるNVIDIAとのトークセッション。このトークセッションには、メルセデス・ベンツ デジタル ビークル＆モビリティ担当副社長 サジャド・カーン（Sajjad Khan）氏、NVIDIA創設者兼CEO ジェンスン・フアン（Jen-Hsun Huang）氏が登壇し、両社の協業と、メルセデス・ベンツとNVIDIAと共同開発したAI（人工知能）搭載車を12カ月以内に発売することが発表された。

AI搭載コンセプトカー

メルセデス・ベンツ デジタル ビークル＆モビリティ担当副社長 サジャド・カーン氏

NVIDIA創設者兼CEO ジェンスン・フアン氏

　トークセッションは、ガイ・カワサキ氏が司会を行ない、サジャド・カーン氏、ジェンスン・フアン氏の2人ともリラックスした雰囲気で進行。ただし、トークには3年前から両社で開発を行なっていたことや、AIを搭載するクルマがもたらす社会などについてなど、興味深い話を聞くことができる。トークセッションの動画を掲載したので、興味のある方はご覧になっていただきたい。