【東京モーターショー2011】 トヨタ車ベースのカスタムカーが並ぶ関東自動車 |
関東自動車工業はトヨタグループの一員で、ヨタハチ(トヨタ スポーツ800)や元祖ハチロク(カローラレビン/スプリンタートレノ)などの開発や生産を手がけてきた会社。現在でもカローラやラクティスといったコンパクトカーをはじめ超高級車センチュリーまで、幅広いモデルを生産中だ。
同社のブースはトヨタ/レクサスとは違い東ホールとなるが、GRMNスポーツハイブリッドコンセプトIIなど計5台が参考出品されている。
GRMNスポーツハイブリッドコンセプトIIは、トヨタブースに展示されているモデルの色違い、およびディティールが若干異なるバージョン。エクステリア/インテリアは同社によるもので、ヨタハチのイメージを再現したと言う。ただ、こちらは残念ながら実走不能な展示車とか。
シルバーのGRMNスポーツハイブリッドコンセプトII。展示モデルということでブレーキなどはMR-Sそのままのサイズ |
新型コンパクトハイブリッドカー、アクアも同社の生産。トヨタブースではノーマルモデルが展示されているが、こちらは「Piriri(ピリリ)バージョン」と「Kiriri(キリリ)バージョン」のドレスアップモデルとなる。ノーマルとはひと味違うカッコ良さは、ぜひ見ておきたいところ。
イエローカラーのアクアはPiririバージョン。スポーティテイストなエクステリアは欲しくなる感満点 |
オレンジカラーのアクアはKiririバージョン。こちらはちょっと大人しい感じのドレスアップ仕様だ |
超豪華なハイブリッドコンセプトカー「FSハイブリッドコンセプト」。センチュリーベースのボディは豪華で快適そうだが、一般人にはあまり縁がなさそうなのが残念無念。
もう1台は「ラクティス ハイルーフコンセプト」。名前のとおりラクティスをベースに、ハイルーフ化により積載性を向上させたモデル。単純にルーフを高くしただけでなく、リアシートを変更してフラットフロア化している点にも注目したい。
ゴージャス感満点のFSハイブリッドコンセプト。こんな女性をエスコートする機会は……、あまりというかまずなさそうだ |
ラクティスをハイルーフ化したコンセプトモデル。とはいえ、現行モデルがベースかつ、いわゆるメーカー仕事のため、その仕上がりは市販車の域。小口配送やアウトドアユースなんかにも便利そう |
(安田 剛)
2011年 12月 1日