ミシュラン、静粛性を高めた乗用車タイヤ「MICHELIN Primacy LC」 転がり抵抗低減やブレーキング性能向上も

MICHELIN Primacy LC

  日本ミシュランタイヤは、静粛性を高めた乗用車用タイヤ「MICHELIN Primacy LC（ミシュラン プライマシー エルシー）」を2月1日より順次発売する。195/55 R15 85V～245/45 R19 98Y XLの30サイズを用意し、価格はオープンプライス。

  Primacy LCは、新開発技術「サイレント・リブテクノロジー」を採用することで、ノイズを抑え静粛性を向上させた乗用タイヤ。同技術は、タイヤが回転する際に接地するリブの剛性を周方向で均一となるよう設計することで、トレッドブロックの振動によるパターンノイズを抑制。また、ポリマーと軟化材の配合を最適化したタイヤコンパウンドを採用し、路面凸凹接触時の振動の伝達を抑えロードノイズを低減している。

  このほか、ゴム変形時の分子間摩擦が少ないフルシリカコンパウンドを採用することで、転がり抵抗を従来製品より約13％低減。コンパウンドの柔軟性向上によってグリップが向上し、ドライ/ウエット路面でのブレーキング性能も向上させている。

Primacy LCのトレッドパターン

■URL
日本ミシュランタイヤ株式会社
http://www.michelin.co.jp/
ニュースリリース
http://www.michelin.co.jp/media_center/news/products/090109.html

（編集部：大久保有規彦）
2009年1月9日