ニュース

メルセデス・ベンツ、「Vクラス」を一部改良して「V 220 d Sports long」追加

「AdBlue」タンクを11.5Lから25Lに大型化して約2万kmまでの継続走行を実現

2016年6月1日 発売

550万円~819万円

一部改良で追加された「V 220 d Sports long」

 メルセデス・ベンツ日本は6月1日、3列シートを備える7人乗りミニバン「Vクラス」を一部改良し、新グレードの「V 220 d Sports long」を追加して発売した。全車右ハンドル仕様で価格は550万円~819万円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
V 220 d TREND直列4気筒DOHC 2.2リッター直噴ディーゼルターボ7速AT2WD(FR)5,500,000円
V 220 d6,360,000円
V 220 d AVANTGARDE long7,130,000円
V 220 d AVANTGARDE Extra-long7,490,000円
V 220 d Sports long8,190,000円

 最も高額なグレードとなるV 220 d Sports longは、全長5105mmの「V 220 d AVANTGARDE long」をベースとしつつ、内外装のデザイン変更し、「AMGライン」を採用してスポーティさを強調。外観ではAMGデザインエクステリア(フロントスポイラー、リアバンパー、リアルーフスポイラーリップ)や専用19インチAMG7ツインスポークアルミホイールを装着。インテリアではカーボン調インテリアトリム、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)を使ってスタイリッシュなイメージを与えている。

 装備では、現行モデルのVクラスとしては初めて「パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)」を装着。さらにベースモデルではオプション設定の先進安全技術「レーダーセーフティーパッケージ」を標準装備して、安全性と快適性を高めている。

 このほかに一部改良では、全モデルに装備する尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」のタンク容量を11.5Lから25Lに大型化。これによってアドブルーの補充サイクルが大幅に伸び、約2万kmまでの継続走行を実現している。

エアロ形状の前後バンパー、専用デザインの19インチAMG7ツインスポークアルミホイールを装着してスポーティさを強調
現行モデルのVクラスで初めて「パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)」を標準装備した