2016年5月の車名別販売ランキング、乗用車首位は3カ月連続2万台以上販売の「プリウス」

トヨタ自動車「プリウス」は直近3カ月で7万台以上を販売している

　自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は6月6日、2016年5月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。

2カ月連続で「プリウス」「アクア」「シエンタ」のトップ3

　2016年5月の乗用車車名別販売台数は、2万1527台を販売した「プリウス」が首位を獲得。「プリウス」は2015年12月からの連続首位を6カ月に伸ばし、3万1434台を販売した3月から3カ月連続で2万台以上を販売。この3カ月で7万台以上、現行モデルの発売からの6カ月で約13万台を販売している。また、4月に続いて2位「アクア」（1万1225台）、3位「シエンタ」（9449台）となって、2カ月連続でトヨタ車によるトップ3となった。

　このほかに上位10台では、4月12日に3代目にフルモデルチェンジした「パッソ」（6784台）が4月の10位から5位にジャンプアップ。また、4月に14位でトップ10圏外だった「セレナ」も5333台を販売して10位となっている。そのかわりに、4月に7位だった「ヴィッツ」が4596台で11位になった。

2位と204台差で「N-BOX」が軽自動車トップ

3カ月連続トップの本田技研工業「N-BOX」

　2016年5月の軽自動車車名別販売台数は、「N-BOX」が1万1487台を販売して3カ月連続トップ。3月、4月と3カ月連続で2位の「タント」は1万1283台で、差は204台という僅差となっている。

　以下の上位10モデルでは、4月に6位「ワゴンR」、7位「N-WGN」だった順位が入れ替わった以外は変動なし。ホンダ2モデル、ダイハツ4モデル、スズキ4モデルという構成だ。なお、上位15モデルが公開されている発表では、15位に879台の販売で「ジムニー」が名を連ねている。