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スバル、「WRX STI」がマン島TTコース最速記録を更新

平均車速約207km/h(128.73マイル/h)

2016年6月7日 発表

 スバル(富士重工業)の米国販売子会社スバルオブアメリカ(SOA)は6月7日、マン島TTコースタイムアタック専用に開発された「WRX STI」が平均車速が約207km/h(128.73マイル/h)となり、同コースにおける最速記録を樹立したと発表した。

 マーク・ヒギンズ選手が操るWRX STIは、約60km(37マイル)におよぶマン島TTコースにおいて、平均車速が約207km/h(128.73マイル/h)、平均ラップタイム17分35秒を達成。同選手が持つ最速記録である平均車速約187km/h(116.47マイル/h)、平均ラップタイム19分26秒を更新した。

 車両開発は、SOAと英国プロドライブが共同で行なったもので、STI(スバルテクニカインターナショナル)も技術を支援。プロドライブによる設計・組み立てとSTIによる技術支援によりサスペンション・エンジン等のセッティングが行なわれている。

 同社は伝統ある2輪車ロードレース「マン島TTレース」で知られる難コースにおいて記録を更新することで、WRX STIのAWDスポーツパフォーマンスを実証したとしている。