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ルノー、RRレイアウトになった新型「トゥインゴ」発表会にIVANさん登場

IVANさん「身長の高い私でもぜんぜん乗りやすい」

2016年7月13日 実施

 ルノー・ジャポンは7月13日、新型「トゥインゴ」の発表会を開催。発表会場ではパリ・コレクションをイメージしたステージイベントが行なわれ、モデルのIVAN(アイヴァン)さんとともに新型トゥインゴが披露された。

ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長 大極司氏(左)とIVANさん(右)

 9月15日に発売される新型「トゥインゴ」は、最高出力66kW(90PS)/5500rpm、最大トルク135Nm(13.8kgm)/2500rpmを発生する直列3気筒DOHC 0.9リッターターボエンジンをリアに搭載するRR(リアエンジン・リアドライブ)を採用したコンパクトハッチバック。

 6速デュアルクラッチトランスミッションの「6速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)」が組み合わされ、アイドリングストップなどを備えてJC08モード燃費は21.7km/Lを実現する。

 IVANさんも登場したファッションショーでは、新型トゥインゴがステージ上をグルグルと旋回して最小回転半径4.3mの小まわり性能のよさをアピール。イベントに出演したIVANさんは「ちっちゃめに見えるけど、中も広くて身長の高い私でもぜんぜん乗りやすくて、ぜひ彼氏に運転してもらって乗りたい。いないけど(笑)」と感想を話すとともに、「日本にあるコンパクトカーとはちょっと違っていて、海外の感覚を味わえるクルマなので、ぜひいろんな方、老若男女問わずに乗ってもらいたい」とコメントした。

パリ・コレクションをイメージしたステージイベントにIVANさんが登場するとともに、新型「トゥインゴ」が小まわり性能のよさをアピールした
IVANさんやファッションモデルが登場
トゥインゴ インテンス キャンバストップ
最高出力66kW(90PS)/5500rpm、最大トルク135Nm(13.8kgm)/2500rpmを発生する直列3気筒DOHC 0.9リッターターボエンジンをリアに搭載
ルノー・ジャポン 代表取締役社長 大極司氏

 一方、発表会に登場したルノー・ジャポンの代表取締役社長の大極司氏は、今後「トゥインゴ パリ」をキャッチコピーにコミュニケーションを展開していくこと示し、その狙いについて「トゥインゴはパリで育てられたクルマ」であることを強調して、新型トゥインゴにおける3つの特徴を示した。

 1つめの特徴として大極氏は「パリは世界で最も美しい街と言われています。街を行き交う人の美意識も高く、もちろんトゥインゴもかっこいい、かわいい、美しいフレンチタッチなデザインになっています」と紹介。

 2つめに「パリは伝統と文化を重んじます。昔ながらの細い小道がたくさんあり、石畳の道で坂が連なり、たくさんの人やクルマがランダムに行き交う、そんな環境でキビキビと小まわりを活かして走る、そんな設計になっています」と話した。

 最後に3つめとして「フランス人はシンプルで合理的です。自分の価値観を守って、その価値観に合わないクルマは買わない人も少なくありません。どんな場面でも、どんな立場でも、どんな使い方でも使えるようユーティリティが設計されています。さらに、運転のしやすさ、乗り心地を追求しています」との特徴を示した。

 なお、ルノー・ジャポンでは、新型トゥインゴのデビューにあわせて、限定車「トゥインゴ パックスポール」(限定50台)、「トゥインゴ サンク S」(限定50台)を、7月14日~31日に予約注文を受け付ける。

 トゥインゴ パックスポールは、エクステリアでは通常モデルから1インチアップの16インチアロイホイール(JUVAQUATRE)を装備、インテリアではファブリック&レザー調コンビシートを採用するなどスポーティなイメージを強調したモデル。価格は199万円。

 トゥインゴ サンク Sについては、9月15日に発売される通常モデルとパワートレーンが異なっており、最高出力52kW(71PS)/6000rpm、最大トルク91Nm(9.3kgm)/2850rpmを発生する直列3気筒DOHC 1.0リッター自然吸気エンジンと5速MTを採用するモデル。価格は169万円。

7月14日~31日に予約注文を受け付ける限定車「トゥインゴ パックスポール」のインテリア