東京オートサロン 2016

新型「トゥインゴ」も参考出展されたルノーブース

60台限定の「メガーヌ R.S. CUP-S」と「ルーテシア R.S. トロフィー」も展示

2016年1月15日~17日開催

ルノーブースに展示される「メガーヌ R.S. CUP-S」と「ルーテシア R.S.トロフィー」

 ルノー・ジャポンは、東京オートサロンのブースで「メガーヌ R.S.(ルノー・スポール) CUP-S」、「ルーテシア(欧州名:クリオ) R.S. トロフィー」、新型「ルノー トゥインゴ」(参考出展)を展示。ブースはスポーツマインドを刺激するイメージで作られていた。

「メガーヌ R.S. CUP-S」は60台の限定車。最高出力201kW(273PS)/5500rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/3000-5000rpmの直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンを搭載し、6速MTを組み合わせる。オーリンズ製調整式ダンパー、アクラポヴィッチ製チタンマフラーなどを装備。ボディーカラーはルノーの象徴ともいえるジョン・シリウス・M(メタリック)だ。

メガーヌ R.S. CUP-S。ボディサイズは4320×1850×1435mm、ホイールベース2640mm
メガーヌ R.S. CUP-S運転席まわり。レーシーなデザイン
ルノー・スポールロゴ入りレザー&アルカンターラのコンビレカロシート

「ルーテシア R.S. トロフィー」では、「ルーテシア R.S. シャシースポール」にも搭載する直列4気筒1.6リッターターボエンジンが最高出力162kW(220PS)/6050rpm、最大トルク260Nm(26.5kgm)/2000rpmまで高められ、ステアリングは10%ほどクイックなラック&ピニオンを採用するなど、パフォーマンスが一層高められたモデル。ボディカラーがジョン・シリウス・Mとブラン・ジーヴル・ナクレ・マットの2台を展示していた。

ルーテシア R.S. トロフィーのボディサイズは4105×1750×1435mm、ホイールベース2600mm
ルーテシア R.S. トロフィーのボディーカラーがブラン・ジーヴル・ナクレ・マットのモデル

「トゥインゴ」は、2015年10月開催の東京モーターショー2015でジャパンプレミアされた、3代目となる新モデル。今回も参考出展となっている。リアにエンジンが配置されるRRレイアウトを採用する。とても注目度が高く、運転席やラゲッジルームを確認する人が絶えなかった。

RRレイアウトを採用する新型トゥインゴ。欧州仕様ではエンジンに999cc直列3気筒で70PS/91Nmを発生する新開発の「SCe 70」と、898cc直列3気筒ターボで90PS/135Nmを発生する「Energy TCe 90」が用意されている
トゥインゴの運転席まわり
シートはポップなデザイン
RRレイアウトとは思えないラゲッジルーム
ブースではメガーヌ R.S.専用のマルケジーニデザイン鋳造軽量アロイホイールや、アクラポヴィッチ製チタンマフラーも展示されている

村上俊一