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日産「スカイライン スーパーシルエット」を星野一樹選手がドライブ
「SUZUKA Sound of ENGINE 2016」参加に向けて走行確認テスト
2016年8月10日 18:38
- 2016年8月10日 開催
日産自動車が保有する往年のレーシングカー「スカイライン スーパーシルエット」「NP35」「ニッサンR92 CP #1カルソニック」「R380-AI」「スカイライン GT(S54A-1)」の走行確認テストが8月10日、ツインリンクもてぎ・南コースで実施された。
この走行確認テストに参加したレーシングカーは、日産自動車 座間事業所の敷地内にある日産ヘリテージコレクションに所蔵されている車両で、11月19日~20日に鈴鹿サーキットで行なわれる「SUZUKA Sound of ENGINE 2016」への参加に向けて、各種チェックが行なわれた。
8月10日10時から始まった午前の走行では、「スカイライン スーパーシルエット」「スカイライン GT」「R380-AI」「ニッサンR92 CP #1カルソニック」の4台が走行テストを行ない、テストドライバーを務めるレーシングドライバーの星野一樹選手がステアリングを握りマシンの状態を確かめた。
テストドライバーを務めた星野選手は「最初にスーパーシルエットに乗りましたが、ここに並んでいるクルマの中で一番思い出があります。小学生の時に父親が富士スピードウェイで黄色と白のシルビアでいつも戦っていたライバル 長谷見さんのマシン。今は自分のチームの監督である長谷見さんが全開で富士を攻めていたクルマなんだなあと思うと感慨深い。今まで乗った中で一番エンジンの調子がいいので、すごいいい音を聞いていただいてよかったと思います」と話した。
また、R92CP #1カルソニックについて、星野選手は「Cカーに乗るとものすごい馬力で、よくこれで昔の人はレースしてたなあと思うくらい速くて、今日も短い直線ですがスピードが出ると思うので、走っている姿を見てもらえたらうれしい」などとコメントした。