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フィアット、FCAデザイン部門が日本のためだけにデザインした150台限定の「500 ジェニオ」

開発時のラフスケッチを内外装に使い、専用ポルトローナ・フラウ製レザーシートを装着

2016年9月17日 発売

271万7280円

 FCA ジャパンは、フィアットブランドのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」をベースに、仏FCAのデザイン部門「チェントロスティーレ」が日本のためにデザインした限定車「500 Genio(ジェニオ)」を9月17日に発売する。150台限定で価格は271万7280円。

フィアット 500の限定車「500 ジェニオ」。ボディカラーは通常は設定のない「グレイ ポンペイ」
専用デザインのキーケース

「日本イタリア国交150周年」を記念して造られた限定車の第2弾となる500 ジェニオは、フィアット 500の最上級グレードである「ツインエア ラウンジ」をベースに、外観のBピラーや内装のダッシュボード、付属するキーケースなどに現行モデルのデザイナーを務めたロベルト・ジョリート氏が描いたラフスケッチを使用。さらに限定車専用の16インチアロイホイールに装着するセンターキャップには円周率が施され、モデル名の「Genio」(イタリア語で天才の意味)を表現したアカデミックなデザインとなっている。

 このほか、外観ではクロームメッキ仕上げのミラーカバー、内装ではブラック基調の専用ポルトローナ・フラウ製レザーシートを装備して質感を高めている。

Bピラーにはラフスケッチを使った専用デザインのステッカーとBピラーバッヂを装着
195/45 R16サイズのタイヤを装着する専用アロイホイールは、外周から円周率が綴られた専用センターキャップを装備
通常はアイボリー系のポルトローナ・フラウ製レザーシートもブラック基調の専用デザインとなる
ダッシュボードパネルにロベルト・ジョリート氏が描いたラフスケッチを配置