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トーヨータイヤ、クロスオーバー軽自動車向けの新ジャンルタイヤ「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」

オフロードの走破性とオンロードの走行安定性をトレッド面の使い分けで両立

2016年10月1日 発売

オープンプライス

「OPEN COUNTRY R/T」

 トーヨータイヤ(東洋ゴム工業)は、クロスオーバータイプの軽自動車向けとなる新ジャンルタイヤ「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」を10月1日に発売する。サイズは「165/60 R15 77Q」「185/85 R16 105/103L LT」の2サイズを用意。価格はオープンプライス。

 昨今は軽自動車でオフロード走行を楽しむユーザーが増えていることに着目して開発されたOPEN COUNTRY R/Tは、SUVやCUVといったジャンルに区分される軽自動車に対応する提案型の新型タイヤ。

 泥濘路や雪道といったオフロードでの走破性を重視するユーザー向けの「マッドテレーン(M/T)」タイヤと、オンロードを中心にしつつオフロード走行も視野に入れてバランスを重視するユーザー向けの「オールテレーン(A/T)」タイヤの中間を受け持つ性能が与えられ、「でこぼこのある」「ごつごつした」「起伏のある」といった意味合いを持つ「ラギッドテレーン(R/T)」の言葉を製品名に使用。オフロードでの走破性とオンロードの走行安定性、耐摩耗性能を高い次元で両立させる製品となっている。

 トレッド面の中央に設定したブロックで周方向に対する剛性を高めてA/T性能を確立し、両側のショルダー部分ではスリットの溝容積を確保してM/T性能を発揮する「ハイブリッドデザイン」を採用。また、サイドウォールに左右で異なるデザインを与えていることも特徴となっている。

オフロード重視のM/T性能、オンロード重視のA/T性能をトレッド面の使い分けで実現する「ハイブリッドデザイン」を採用
1月に開催された「東京オートサロン2016 with NAPAC」の会場でも、プロトタイプ製品を装着したスズキ「ハスラー」を展示して注目を集めた