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トヨタ、駐車ブレーキの不具合で新型「プリウス」計21万2490台リコール

駐車ブレーキが作動できなくなるおそれ

2016年10月12日 発表

新型「プリウス」の駐車ブレーキに不具合。計21万2490台をリコール

 トヨタ自動車は10月12日、制動装置(駐車ブレーキ)に不具合があるとして新型「プリウス」計21万2490台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車両の製作期間は2015年10月26日~2016年10月3日。

 対象車両の不具合は、駐車ブレーキに使用されるパーキングケーブルの固定方法が不適切なため、車両振動によりケーブルが作動レバーから外れ、駐車ブレーキが作動できなくなるおそれがある。

 改善対策として、全車両パーキングケーブルのダストブーツ先端部にクリップを追加する。不具合件数は17件、事故は発生していない。

新型「プリウス」