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日産・ルノー、社内ソフトウェア開発体制を強化
日産は中目黒にサービス開発を行なうオフィスを新設
2016年10月26日 12:24
- 2016年10月25日 発表
ルノー・日産アライアンスは10月25日、日産本社で説明会を行ない、コネクテッド・カーやモビリティサービスを担当するアライアンスSVP オギ・レドジク氏が将来戦略を公表した。
現在、ルノー・日産アライアンスはレドジク氏の主導の下、社内ソフトウェア開発チームを立ち上げた。6月にはルノーや日産の既存チーム(各社約300名在籍)の開発能力を補完するため、ソフトウェア開発、クラウドエンジニアリング、データ分析、機械学習、システムアーキテクチャーにおける専門技術者300名の採用を開始したことを明らかにした。
日産では迅速なサービス開発を行なうため中目黒(東京都目黒区)にオフィスを新設して、今後2年間で150名の人材を新たに採用して開発を行なうとしている。
説明会でレドジク氏は「グローバル自動車産業が戦略上重要な転換期を迎えている中、ルノー・日産アライアンスは、EVや自動運転技術、コネクティビティ機能を主要セグメントの量産車に、手頃な価格で業界に先駆けて提供しています。また、マイクロソフトなどの大手IT企業と提携することで、コネクテッドおよびモビリティサービスの開発も加速しています」と述べた。
今後アライアンスでは、新しいコネクテッド・サービスやアプリケーションを開発し、ユーザーが仕事やエンターテインメント、ソーシャルネットワークで、より容易に常に繋がるサービス、車両の使用状況に応じた情報提供、リモートアクセス、遠隔車両診断、予防メンテナンスを通じて、車両向けのサービスをより簡単に使いやすくするサービスを提供するとしている。