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スズキ、“スマートシンプルハイブリッド”搭載の新型ミニバン「ランディ」

「エマージェンシーブレーキ」全車標準装備

2016年12月20日 発売

250万200円~324万8640円

スズキ「ランディ」(ブリリアントホワイトパール)

 スズキは、5ナンバーサイズの新型ミニバン「ランディ」を12月20日に発売する。価格は250万200円~324万8640円。

グレードエンジン変速機駆動方式価格
2.0S直列4気筒 DOHC 2.0リッター直噴CVT2WD(FF)2,500,200円
2.0X直列4気筒 DOHC 2.0リッター直噴+SM24モーター2,721,600円
4WD2,965,680円
2.0G2WD(FF)2,961,360円
4WD3,248,640円

 日産自動車からのOEM供給モデルとなるランディは、パワートレーンに最高出力110kW(150PS)/6000rpm、最大トルク200Nm(20.4kgm)/4400rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴エンジンのほか、同エンジンに最高出力1.9kW(2.6PS)、最大トルク48Nm(4.9kgm)を発生するSM24モーターを組み合わせる「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」をラインアップ。JC08モード燃費はガソリンモデルが15.0km/L、スマートシンプルハイブリッドの2WD(FF)車が16.6km/L、同4WD車が15.0km/Lとなる。

 このほかに装備では、フロントウィンドウの単眼カメラで車両や歩行者などを認識し、衝突する可能性がある場合には自動的にブレーキを作動させて衝突の回避、または被害の軽減を図る先進安全装備「エマージェンシーブレーキ」、単眼カメラで車線を認識して逸脱しそうになるとブザー音と警告表示を使ってドライバーに注意をうながす「LDW(車線逸脱警報)」、障害物が近くにある状態でアクセルペダルが踏み込まれたときにエンジン出力を制限して速度を抑える「踏み間違い衝突防止アシスト」、ステアリング操作からドライバーの注意力低下を検知してブザー音と警告表示で休息することを提案する「ふらつき警報」、車両前後とドアミラーのカメラで撮影した映像を組み合わせて車両を情報から見下ろしているように表示して死角を減らす「全方位モニター(移動物検知機能付)」、道路上の進入禁止標識を検知してブザー音と警告表示で進入しないよう警告する「進入禁止標識検知」などを全車に標準装備。

 また、バックドアにはハーフバックドアを設置し、上半分だけを開閉することも可能な「デュアルバックドア」を採用。給油口にキャップがなく、給油ノズルを差し込むだけで給油できる「キャップレス給油口」も新たに装備した。

インテリアカラーは全車ブラック
2.0Xと2.0Gには3列目シートのスライド機構、2列目シートの690mm超ロングスライド機構を採用