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レクサス、「LEXUS Sport Yacht Concept」の動画を公開

V型8気筒 5.0リッターエンジン2基搭載。最高速は43ノットを実現

2017年1月13日(現地時間) 発表

V型8気筒 5.0リッターエンジン2基搭載する「LEXUS Sport Yacht Concept」

 レクサス(トヨタ自動車)は、米マイアミで実施したイベント「Through the Lens」で世界初披露したオープンクルーザー「LEXUS Sport Yacht Concept」の動画を公開している。公開された動画では男女2名がクルージングを楽しんでいる様子を示した。

 LEXUS Sport Yacht Conceptは、レクサス「RC」「GS」の“F”モデルやラグジュアリークーペ「LC」に採用されている最高出力330kW(450PS)/6300rpmを発生するV型8気筒 5.0リッター自然吸気エンジン2基を船舶用にチューニングして搭載。また、船底の滑走面は水との摩擦抵抗を軽減するステップハルを採用することで高い走航性能を実現。最高速は43ノット(79.636km/h)を実現する。

 船体のサイズは12.70×3.86m(全長×全幅)。船体構造はカーボン繊維をインフュージョン成形することで高剛性・軽量化を実現。操作画面はタッチパネル式24インチ液晶ディスプレイを採用した統合インストルメントパネルとし、計器類やスイッチ類を集約してスタイリッシュなデザインと高い利便性を両立させた。

 LEXUS Sport Yacht Conceptは、トヨタのマリン事業が20年目を迎えるにあたり新たな提案の1つとして開発したもので、これまで自動車で表現してきたレクサスのデザインフィロソフィーを、クルーザーという新たな形で具現化させたとしている。

レクサスのオープンクルーザー「LEXUS Sport Yacht Concept」
デザインスケッチ
エンジン本体が船尾船体内に据え付けられ、ドライブユニットは船外にあってプロペラを回転させる形式
バウキャビンは、日本の「和」を意識した落ち着きのあるデザインを基調とした。また、サウンドシステムにはレクサス車にも採用されているマークレビンソン製を搭載