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スバル、制動装置の不具合で新型「インプレッサ」計313台をリコール

ブレーキの効きが悪化したりエンジンが損傷するおそれ

2017年2月2日 発表

制動装置の不具合で新型「インプレッサ」計313台をリコール

 スバル(富士重工業)は2月2日、制動装置に不具合があるとして新型「インプレッサ」計313台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車の製作期間は2016年11月1日~11日。

 不具合は、制動倍力装置のバキュームポンプの製造が不適切なため、ポンプ内部に異物が残留しているものがあるというもの。

 そのため、異物により潤滑用油路が塞がれると潤滑不良となり、ポンプ内部が破損して負圧補助機能が失われ、高地等でブレーキを掛ける際、通常の踏力ではブレーキの効きがわるくなるおそれがある。また、ポンプ内部で破損した部品がエンジン内部に入り、エンジンが損傷するおそれがある。

 改善対策として、全車両でバキュームポンプの製造番号を確認し、該当するものは良品と交換する。不具合の件数は0件、事故は発生していない。

リコール対象の一覧