アウディの最新VRテクノロジー「アウディ ウォーキング VR エクスペリエンス」を日本初公開

アウディのVRテクノロジー「アウディ ウォーキング VR エクスペリエンス」を「Audi VRテクノロジー体験イベント」で日本初公開

　アウディ ジャパンは2月25日、アウディ車をバーチャル空間で体験するテクノロジー「アウディ ウォーキング VR エクスペリエンス」を三井アウトレットパーク木更津で開催の「Audi VRテクノロジー体験イベント」において日本初公開した。

　日本初公開のアウディ ウォーキング VR エクスペリエンスは、同社最新のVRテクノロジー施策の1つで、ドイツ ミュンヘン空港にあるアウディのコーポレートショールーム「マイ アウディ スフィア」で展開しているもの。今回のイベントでは日本向けにアレンジしたものが用意され、屋外での実施は世界初という。

　会場にはVRテクノロジーを体験するデバイスとしてトラッキングシステムを組み合わせたVRヘッドセットが用意され、1月に発表された新型「A3」などアウディ車のインテリアやエクステリアをバーチャル空間上で見ることができる。

　筆者も実際にVRヘッドセットを装着してコンテンツを体験してみると、動きのスムーズさとグラフィックの仕上がりに驚かされる。動きのスムーズさはVRゲームで体験したものより自然で思わず実物があるかのように手を伸ばしてしまうほど。グラフィックスではステアリングのステッチの縫い目まで詳細に再現されているこだわりで、さらにぐっとパーツに近づいて覗き込むとスケルトン状のグラフィックに変換され、パーツの構造が分かるような仕組みとなっている。

　イベントではソファーに座ってVR体験ができるとともに、VRヘッドセットを装着しながら周辺を移動できる空間が確保されており、VR空間に存在するクルマの周囲を移動しながらエクステリアの各部が確認ができるようになっている。

実物があるかのように思わず手が出てしまう

ステアリングなどにグッと近づいていくと、表面がスケルトン状となりパーツの構造が分かる

ソファーに座って体験するだけでなく、バーチャル空間に存在するクルマの周辺を移動しながら見ることができる。

　今回のイベントは、2月25日〜26日の三井アウトレットパーク木更津での開催に続いて、3月4日〜5日には神戸三田プレミアム・アウトレットにて実施される。アウディブランドへの気軽なタッチポイントとして、クルマで来場する人の割合の高い場所での開催を狙ったとのこと。

VRヘッドセット

会場で行なわれるアンケートに回答すると、アウディのオリジナルVRコンテンツも楽しめる「Audi VRスコープ」が数量限定でプレゼントされる

イベント会場から離れた場所に新型「A3 スポーツバック」も展示