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ダイハツ、2017年~2025年の中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」策定

DNGA投入の第1弾は軽自動車を予定

2017年3月16日 発表

ダイハツの方向性を示した中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」

 ダイハツ工業は3月16日、2017年~2025年の中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を発表した。新たなシナリオでは、成長目標としてダイハツ開発車のグローバル台数を2025年目線で250万台に設定した。

 また、DNGA実現に向けた「モノづくり」やユーザーや地域との接点拡大を目指す「コトづくり」を主軸に事業を推進して、ダイハツブランドの確立、経営基盤の強化に取り組むとしている。

モノづくり

 モノづくりでは、ダイハツが進める新アーキテクチャー「DNGA」の実現にむけて、軽自動車~Aセグメント~新興国Bセグメントまでのラインアップ展開とし、新興国小型車カンパニーで企画を行なう車種にもDNGAを採用する。

 DNGA投入の第1弾は軽自動車を予定。その後、Aセグメントへの展開を皮切りに、新興国Bセグメントまでのスピーディな展開を予定する。

 先進技術(電動化、自動運転、コネクティッド)については、トヨタ自動車との連携を推進、ダイハツ独自システムとして手の内化。新興国戦略では、ダイハツが長年培ってきたインドネシア、マレーシアを中心に、ASEANを最優先で推進するとしている。

コトづくり

 コトづくりではユーザーや地域との接点拡大を目指して、従来から販売会社、メーカーそれぞれで取り組んできた草の根活動を継続。

 新たな取組みとして、ダイハツグループ一体となって、ダイハツの強みを活かし、社会とのつながりを強化。高齢者、女性、地方の人々を中心に、ダイハツと関わる全ての方々が、いきいきとモビリティライフを過ごせる社会に向け活動開始するとしている。

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