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ランドローバー、新型フルサイズSUV「ディスカバリー」日本正式導入。779万円から
スマホによる遠隔操作でシートアレンジができる新機能を世界初搭載
2017年5月8日 18:35
- 2017年5月8日 受注開始
- 779万円~901万円
ランドローバー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は5月8日、新型フルサイズSUV「ディスカバリー」の受注を開始した。価格は779万円~901万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ディスカバリー HSE | V型6気筒DOHC 3.0リッタースーパーチャージャー(340PS/450Nm) | 8速AT | 4WD | 7,790,000円 |
ディスカバリー HSE LUXURY | 8,810,000円 | |||
ディスカバリー HSE | V型6気筒DOHC 3.0リッターディーゼルターボ(258PS/600Nm) | 7,990,000円 | ||
ディスカバリー HSE LUXURY | 9,010,000円 |
4月に新型ディスカバリーの誕生を記念した30台限定車「ディスカバリー FIRST EDITION」を導入。今回発表したのはベースモデルとなり、V型6気筒DOHC 3.0リッタースーパーチャージャーエンジンに8速ATを組み合わせたガソリン仕様を2モデル、V型6気筒DOHC 3.0リッターディーゼルターボに8速ATを組み合わせるディーゼル仕様を2モデルの計4モデルを展開する。
走破性能については状況に応じてエンジンやギヤボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどのセッティングを自動的に最適化するテレイン・レスポンス2オートや、2段階のオフロードモードを備えた最新のクロスリンク式電子制御エアサスペンションシステムをディスカバリーシリーズとして初採用。このエアサスペンションシステムは、50~80km/hの範囲で荒れた路面を走行する場合に車高を40mm上昇させ、さらに50km/h未満で過酷なオフロードを走行する際などに車高を最大115mmまで上昇させることが可能(先代モデル比で+10mm)。105km/h以上でオンロード走行する場合には自動的に車高が13mm低くなる。また、エンジンを切るかシートベルトを外すと車高を15mm、ドアを開くとさらに25mm低くなるなど、乗降性を高めるオートマチック・アクセスハイト機能も備えている。
エクステリアではディスカバリーシリーズの伝統的なデザインであるボディと同色のCピラー、ステップドルーフ、左右非対称のリア・ナンバープレート・パネルなどを継承しながら新たなデザイン言語を採用。ユニークなルーフライン、ダイナミックで流れるように後方へ向かって上昇するウエストライン、流線型でボディに巻きつくようなヘッドライトとテールランプなどによりモダンなフォルムを強調するデザインに仕上げた。
インテリアでは大人7人が快適に座れるようレッグルームは2列目シートで954mm、3列目シートで851mmを確保。広々とした室内空間を実現するとともに、シートアレンジ次第でラゲッジスペースを最大2406Lにまで拡大できたり、グローブボックスやカップホルダー下の収納ボックスなどを備えたりして利便性も高めている。
また、ラゲッジスペースのスイッチやタッチスクリーンに加え、専用アプリを使ってスマートフォンからの遠隔操作により2列目/3列目シートの自動展開などを可能にする「インテリジェント・シート・フォールド機能」を世界初採用。最大5つのシート(助手席/2列目窓側2席/3列目2席)にチャイルドシート用ISOFIXアンカーバーを標準装備するほか、ランドローバーとして初採用となるウェアラブル技術を活用したウォータープルーフ仕様・耐衝撃のリストバンド型アクティビティキー、荷物の積み下ろしを楽にしたり荷物が多い時の固定具としても活用できる電動インナー・テールゲート、手を触れることなく開閉ができる電動ジェスチャー・テールゲートといったさまざな最新機能を採用している。
そのほかコネクティビティ機能も強化され、高速で直感的なタッチ操作が可能な10.2インチの最新インフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」を標準装備。オプションでロードサイドアシスタンスが必要になった場合や乗員の急病時に、車内上部のボタンを押すことでオペレーターと会話ができたり、専用アプリを介して車両位置情報やトリップデータ、ドアやウィンドウの開閉状況の確認が行なえる通信機能を搭載することも可能になっている。