ジェンソン・バトン選手、最後のSUPER GT鈴鹿1000kmにTEAM MUGENから参戦

ジェンソン・バトン選手が鈴鹿1000kmでステアリングを握る16号車 MOTUL MUGEN NSX-GT

　 無限（M-TEC）は6月2日、「2017年 AUTOBACS SUPER GT Round6 第46回インターナショナルSUZUKA1000km "SUZUKA 1000km THE FINAL"」に、マクラーレン・ホンダのドライバーであるジェンソン・バトン選手を起用すると発表した。

　SUPER GTシリーズのGT500クラスに「NSX-GT」で参戦中のTEAM MUGENは、レギュラードライバーの武藤英紀選手と中嶋大祐選手にバトン選手を加えたドライバー3名体制で鈴鹿1000kmレースに臨む。

　鈴鹿1000kmは、1966年から続く国内で最も長い歴史を誇る自動車レース。8月26日～27日に行なわれるレースが最後の開催となり、2018年からは新たな10時間耐久レースが開始される。

　なお、バトン選手は、6月6日～7日に鈴鹿サーキットで行なわれるタイヤテストに参加する予定。

ジェンソン・バトン選手のコメント

昨年12月のHonda Racing THANKS DAYでNSX CONCEPT-GTをドライブし、実際にレースに興味がわきました。ホンダと一緒に話し合った結果、鈴鹿1000kmに出場できることになり、とても嬉しく思います。F1ドライバー、そしてTEAM MUGENの一員として貢献し、勝利を目指したいと思います。日本のファンの皆さんの前で再びレースができることを本当に楽しみにしています。

TEAM MUGEN 手塚長孝監督のコメント

今回TEAM MUGENに力強い味方としてジェンソン・バトン選手を迎えられることになり、大変嬉しく思います。F1世界チャンピオンとしての素晴らしい走りを鈴鹿サーキットで見せてくれることと期待しています。今年で最後となる鈴鹿1000kmでTEAM MUGENらしい勢いのあるレースができるよう、武藤選手、中嶋選手、バトン選手とともに、一丸となって取り組みます。ご声援のほどよろしくお願いします。

本田技研工業 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長 森山克英氏のコメント

バトン選手の鈴鹿1000km参戦を歓迎します。NSX-GTをドライブするバトン選手の勇姿を見るのも楽しみですし、バトン選手自身もエンジョイしてくれるでしょう。F1世界チャンピオンであるバトン選手の加入でホンダ陣営の総合力を更に上げ、勝利を目指します。