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スズキ、スポーツアドベンチャーツアラー「V-Strom」シリーズを全面改良

共通イメージのデザインを採用して装備を充実

2017年5月30日 発売

V-Strom 650 ABS:90万7200円

V-Strom 650XT ABS:95万400円

2017年6月26日 発売

V-Strom 1000 ABS:140万4000円

V-Strom 1000XT ABS:144万7200円

「V-Strom 1000XT ABS」

 スズキは、スポーツアドベンチャーツアラーの「V-Strom(ブイストローム)」シリーズを全面改良し、650ccモデルの新型「V-Strom 650 ABS」「V-Strom 650XT ABS」を5月30日から、1000ccモデルの新型「V-Strom 1000 ABS」「V-Strom 1000XT ABS」を6月26日から発売する。価格はV-Strom 650 ABSが90万7200円、V-Strom 650XT ABSが95万400円、V-Strom 1000 ABSが140万4000円、V-Strom 1000XT ABSが144万7200円。

 V-Stromシリーズは、スタータースイッチをワンプッシュするだけでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」や液晶メーターパネル、12Vのアクセサリーソケットといった装備を搭載。従来よりもウインドスクリーンを650ccモデルで+9mm、1000ccモデルで+49mm高くして、3段階の高さ調整機能を設定。1000ccモデルは角度調整も可能にして、快適性を向上させた。

 また、発進時や低回転走行時にエンジン回転数やギヤポジション、スロットル開度などの情報を用いてエンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用。市街地など発進や停車を繰り返す際の操作性を向上させている。

 V-Stromシリーズ共通のスタイリングとして、1988年に発売されたスポーツアドベンチャーツアラー「DR-BIG」から継承したイメージを採用。ボディカラーに「チャンピオンイエローNo.2」「パールグレッシャーホワイト」「グラススパークルブラック」の3色を設定している。

 V-Strom 650 ABSとV-Strom 650XT ABSは、最高出力51kW/8800rpm、最大トルク61Nm/6500rpmを発生する600ccV型2気筒エンジンを搭載して、燃費性能は60km/h定地燃費値(2名乗車時)で35.5km/Lを実現。新しくトラクションコントロールを採用して、ワイヤースポークホイール仕様のV-Strom 650XT ABSにはナックルカバーとアンダーカウルを標準で装備した。

「V-Strom 650 ABS」の「チャンピオンイエローNo.2」
V-Strom 650 ABSの「パールグレッシャーホワイト」
V-Strom 650 ABSの「グラススパークルブラック」
「V-Strom 650XT ABS」のチャンピオンイエローNo.2
V-Strom 650XT ABSのパールグレッシャーホワイト
V-Strom 650XT ABSのグラススパークルブラック

 V-Strom 1000 ABSとV-Strom 1000XT ABSは、最高出力73kW/8000rpm、最大トルク100Nm/4000rpmを発生する1000ccV型2気筒エンジンを搭載して、燃費性能は60km/h定地燃費値(2名乗車時)で32.1km/Lを実現。フロントブレーキ圧が一定以上入力されると自動的にリアブレーキ圧を発生させて車体を安定させる「モーショントラック・ブレーキシステム」を新採用。V-Strom 1000XT ABSはワイヤースポークホイール仕様車となる。

「V-Strom 1000 ABS」のチャンピオンイエローNo.2
V-Strom 1000 ABSのパールグレッシャーホワイト
V-Strom 1000 ABSのグラススパークルブラック
「V-Strom 1000XT ABS」のチャンピオンイエローNo.2
V-Strom 1000XT ABSのパールグレッシャーホワイト
V-Strom 1000XT ABSのグラススパークルブラック