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独ダイムラー、欧州のディーゼル車300万台以上で排気ガス改善の無償サービス

日本導入モデルについては、本国担当者に状況を確認中

2017年7月18日(現地時間) 発表

 独ダイムラーは7月18日(現地時間)、同社のディーゼルエンジン搭載モデルの排気ガスを改善するため、約300万台以上に対して無償サービスを実施すると発表した。

 ドイツの規制当局と緊密に協力して実施される今回の処置に対して、同社は約2億2000万ユーロを投資。欧州のほぼすべてのEU5、EU6車にサービスが適用される。無料で実施されるサービスは来週から始まる予定。

 ダイムラーAGの取締役会長 メルセデス・ベンツ・カーのディーター・ツェッチェ氏は「ディーゼルエンジンに関する議論は、特に顧客にとって不安を生み出している。したがって、当社はディーゼル車のドライバーを安心させ、ディーゼル技術に対する信頼を強化するための追加的な措置を決定した」とコメントしている。

 なお、日本に導入されているメルセデス・ベンツのディーゼルエンジン搭載モデルについて、メルセデス・ベンツ日本の広報担当者に確認したところ、「現在本国の担当者と状況について確認中です。内容が確認でき次第、改めてご報告いたします」とのこと。