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パナソニック、9月1日出荷分からカーバッテリーの価格を10%以上値上げ

鉛価格が高い水準で推移し、為替の影響や輸入コストの上昇から価格改定

2017年9月1日 価格改定

「caos」シリーズなど、パナソニックの自動車用鉛蓄電池(補修用)の価格が9月1日から10%以上値上げ

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、9月1日出荷分から自動車用鉛蓄電池(補修用)を現行価格から10%以上値上げすると発表した。

 今回の価格改定は、自動車用鉛蓄電池の主原料となる鉛の価格が高い水準で推移していることに加え、為替の影響、輸入コストの上昇が続き、これまで原材料費の上昇分を吸収するためコスト削減などさまざまな取り組みを重ねてきたものの、企業努力だけではコスト吸収が困難な状況になったとの判断から決断された。

 同社では今後もコスト削減に取り組み、ユーザーに満足してもらえる製品を提供するためいっそうの努力を続けていくとしている。