アルパイン、後席AV機能を強化した「リアビジョンナビX08プレミアム」
HDDカーナビや後席用モニターなど16製品を発売

VIE-X08

2009年5月~発売



 アルパインは、ミニバン後席向けのAV機能を強化したカーナビ「リアビジョンナビX08プレミアム」など全16製品を5月上旬より順次発売する。

 リアビジョンナビX08プレミアムでは、HDDカーナビ「VIE-X08」、VIE-X08と天井吊り下げ型の10.2型WVGAワイドモニターを同梱した「VIE-X08RV-VG」「VIE-X08RV-GB」を5月に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はVIE-X08が15万円前後、VIE-X08RV-VGとVIE-X08RV-GBが20万円前後。

 VIE-X08は、タッチパネル搭載の7型WVGAモニターと60GBのHDDを内蔵したカーナビ。モニターには500カンデラのホワイトLEDバックライトを内蔵したほか、動画応答速度の向上、画素単位で画像の濃淡を自動で補正する「ライブコントラスト」の追加などで画質向上を図っている。また、4チューナー×4アンテナの地上デジタルチューナーも内蔵している。

 ナビ機能では、2010年版の地図更新が無料となるほか、SDカードや携帯電話を利用した通信による最新の高速道路データ配信にも対応。おすすめスポット情報を配信するサービス「its-mo Drive」のスポット情報を、通信を利用して自動で紹介する機能も搭載する。オプションのフロントカメラ「HCE-C200FD」(3万6540円)を利用することで、登録地点と連動したフロントカメラへの自動切換機能、低速走行時の自動切換機能などが利用できる。このほか、リアカメラ「HCE-C107D」(1万7640円)と、両カメラの専用コントロールボックス「KCX-C200B」(5250円)、VICS電波/光ビーコン「HCE-T062」(2万2050円)もオプションで用意する。

 AV機能では、DVDドライブのほか、USBポート、SDカードスロットを装備しており、オプションの接続ケーブル「KCU-450iV」(3150円)を利用することで、USBメモリーやSDカードに保存されたMP3/AAC/WMAファイルの再生が可能。iPodとの連携機能も搭載する。また、地デジ放送やDVDビデオ、音楽を後席のみまたは前席のみに切り替え「リアビジョンモード」を搭載する。

 VIE-X08RV-VG、VIE-X08RV-GBに同梱のモニターは、リアシートから操作やソース切り替えが行えるリモコンが付属し、ウォークスルー時でも安全な180度開閉設計を採用。モニターの本体色をシルバー/ゴールドの2色用意する。

VIE-X08RV-VGVIE-X08RV-GB
HCE-T062KCU-450iV

 リアビジョンナビX08プレミアムとあわせて、後席用モニター「リアビジョン」シリーズや、地上デジタルチューナー、取付キットも発売する。

 リアビジョンシリーズでは、天井吊り下げ型の9.0型WVGAモニター「TMX-R900」(4万9770円)、自由に設置できるフリータイプの10.2型WVGAモニター「PKG-M1000A」(5万9850円)、9.0型WVGAモニター「PKG-M900A」(4万7040円)、8.0型WVGAモニター「PKG-M800A」(3万9900円)、7.0型QVGAモニター「PKG-M700A」(2万9820円)を発売する。発売時期は、TMX-R900のみが7月で、このほかが6月となる。

 TMX-R900は、VIE-X08RV-VGまたはVIE-X08RV-GBと同梱のモニターと同様の構造を採用した天井吊り下げ型モニター。このほかのフリータイプモニターにはヘッドレスト取り付け用のアームが付属する。PKG-M700Aを除く機種で、オートディマー機能やD2入力端子などを装備し、TMX-R900とPKG-M700Aを除く機種は2画面表示に対応する。なお、TMX-R900などの天井吊り下げ型モニター取り付けには、取付キット「KTX-Y1000K」が必要。KTX-Y1000Kは6月発売で、価格は1万290円。トヨタ自動車の「エスティマ」「ノア」「ヴォクシー」のサンルーフなし車に対応する。

 地デジチューナーは、「TUE-T330」を6月に発売する。価格は6万2790円。4チューナー×4アンテナを内蔵し、12セグおよびワンセグ放送の受信が可能。D2~D4出力端子やRCA出力装備などのインタフェースを装備し、簡単操作のリモコンが付属する。

TMX-R900PKG-M1000APKG-M900A
PKG-M800APKG-M700ATUE-T330

 

(編集部:)
2009年 4月 7日