マツダ、「プレマシー」水素ハイブリッド車を岩谷産業に納車
リース販売第1号で、中国支社や関空などで仕様

マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド(岩谷産業向け)

2009年5月26日発表


 マツダは5月26日、水素ハイブリッド自動車「マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」のリース販売を開始し、同日に第1号車を岩谷産業に納車したと発表した。

 マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッドは、ミニバン「プレマシー」をベースに、水素ロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせたシリーズ式ハイブリッドシステムを搭載した車両。水素ハイブリッド自動車のリース販売は「マツダ RX-8 ハイドロジェンRE」に続いて2車種目で、マツダ RX-8 ハイドロジェンREで開発した、水素とガソリンの両方を燃料に使える「デュアルフューエルシステム」と、ハイブリッドシステムを採用したことで、水素での航続距離が2倍の200kmに、最高出力が110kwに向上されている。

 今回納車されたリース車両は、岩谷産業の中国支社にて業務などで活用された後、JHFC(水素・燃料電池実証プロジェクト)の関西空港水素ステーションを中心として関西国際空港などで使用される予定だと言う。


(編集部:)
2009年 5月 26日