ブリヂストン、再生タイヤの販売からサービスを一括提供する拠点を設置
買収したバンダグのシステムを利用。全国20拠点の設置を計画

バンダグ・リトレッド愛知ファクトリー


  ブリヂストンは、トラック・バス用リトレッドタイヤ(再生タイヤ)の製造・販売・サービスを一体提供する拠点「バンダグ・リトレッド愛知ファクトリー」の運営を12月1日より開始する。

  バンダグ・リトレッド愛知ファクトリーは、輸送事業者などに向けにリトレッドタイヤの製造・販売・サービスを一体化させた「エコバリューパック」を提供するための「バンダグ・リトレッドファクトリー」の第1号拠点。ブリヂストン2007年に買収した「バンダグ」のシステムを活用する。愛知県東海市に設置し、ブリヂストンタイヤサービス中部が運営を担当。今後数年間で全国に20拠点程度設置する。

  エコバリューパックは、新品タイヤのほか、消耗したタイヤのトレッド部分を削り取った台タイヤに再利用加工を施したリトレッドタイヤを販売。また、新品時からタイヤ空気圧管理やローテーション管理をすることでタイヤの損傷や劣化を防ぎ、台タイヤとして活用できる割合を高めるサービス。タイヤに関する業務を一括請負する「トータルパッケージプラン」と、タイヤを単品販売しメンテナンスのみ請負う「タイヤ&メンテナンスプラン」を用意する。

  エコバリューパックを導入することで、自社使用タイヤの再生による使用履歴の把握、タイヤコスト削減、環境経営に積極的に取り組んでいることを顧客に訴求できる、といったメリットがあると言う。

 

URL
株式会社ブリヂストン
http://www.bridgestone.co.jp/
ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/info/news/2008112801.html

(編集部:大久保有規彦)
2008年11月28日