おせちに飽きたらトミカ三昧、「トミカ博 in YOKOHAMA」開催

おせちに飽きたらトミカ三昧、「トミカ博 in YOKOHAMA」開催

パシフィコ横浜展示ホールD
会期：1月1日～6日、10日～12日
開場時間：10:00～17:00
入場料：中学生以上900円、3歳～小学生700円、2歳以下は無料

会場はパシフィコ横浜の展示ホールD

　タカラトミーは1月1日～6日と同10日～12日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、「トミカ博 in YOKOHAMA」を開催している。入場料は中学生以上900円、3歳～小学生700円、2歳以下は無料。

　トミカ博は、タカラトミーのミニカーブランド「トミカ」をテーマにした子ども向けイベント。夏休みの終わりに開催される「トミカ博 in TOKYO」のほか、札幌、名古屋、大阪でも開催されている。横浜では今年で2回目の開催で、元日早々からの開催にもかかわらず、1日あたり1万人以上の入場者を集める。

　基本的に子ども向けのイベントなので、「トミカつり」や「トミカピッタンコゲーム」などのアトラクションが主体となるが、有料入場者全員にプレゼントされる入場記念トミカや、トミカ博などのイベントでしか販売されない記念商品、さまざまな展示は大人にも興味深い。


入場記念トミカは「日本テレビ中継車604号日テレ55バージョン」で、白と青のどちらかがもらえる。1月5日、6日には、箱根駅伝を終えた中継車107号が来場する予定	大量のトミカによるオブジェや、プラレールと組み合わせた大ジオラマが入場者を迎える

現役ラインナップから絶版モデルまで、またトミカリミテッドやエブロトミカといったハイクオリティモデルも展示される

　各会場で展示やアトラクションの内容は異なるが、今回の横浜では「トミカつり」、「色合わせビンゴゲーム」、「ピッタンコゲーム」などのアトラクションが登場。トミカ博名物ともいえる「トミカ組立工場」は、自分が選んだパーツを組み立てて、オリジナルのトミカを作るもので、今回はセリカ、RX-8、ランサーエボリューションVII GT-Aが用意された。

　また展示コーナーにはタカラトミーのバーチャルカンパニー「トミカドリームモータース」が提案する未来の自動車や、現役モデルはもちろん、過去のモデルなど大量のトミカを展示。タカラトミーのもうひとつの乗り物おもちゃブランド「プラレール」と組み合わせた大ジオラマも楽しい。
　
　　なにより、6700m²あるパシフィコ横浜の展示ホールDがトミカで埋め尽くされてるのが圧巻といえる。これだけの量のトミカを目の当たりにすると、子どもだけでなく大人もテンションが上がるのだった。


トミカドリームモータース（TDM）のコーナー。「TDMパトロールカー」は事件の現場でタイヤの位置を変えることで、コンパクトかつ背の高い指揮所になることを想定。ミニカーだけでなく、大スケールのコンセプトモデルも展示された		一般の小学生からTDMに寄せられたアイデア。家族全員が高速移動できるジェットカー

ミニカーコレクターとして知られる経済アナリストの森永卓郎氏によるTDMへの提案は、年収300万円で維持できる「B級カー」。「B級でビンボーで、バカだけど、ビューティフル」のBを形取った	横浜のご当地メーカー日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、太陽エネルギーで動く2シータ－カーをTDMに提案	ラップグループ「スチャダラパー」のボーズ氏の提案は、氏の愛車ゴルフI型を、前後2座の縦半分に変形させた「1/2」。小回りが効いて、路上駐車の迷惑度も半減、とのこと

「トミカアカデミー」のコーナーは、トミカができるまでや、トミカにまつわる数字を紹介。歴代人気ベスト3は特殊車両が占める	トミカは長らく120種のレギュラーモデルの一部を毎月一部交代させながら続けてきたが、2008年暮れに121～130番の型番を持つ「ロングタイプ」がデビュー。トレーラーや特殊車両のほかに、列車もラインナップされる	春公開の実写版ヤッターマンに登場する実物大ヤッターワン

アトラクションはいずれも有料で、ひとつ200円～500円かかる	一番人気の「トミカ組立工場」。混雑時は60分待ち	組立工場では、車体色と内装色を選んで自分だけのトミカを作ることができる

選んだパーツを組み立てて、「カシメマン」にカシメてもらう。テスト走行でスムースに走ったら完成

トミカをはかりに乗せて、合計重量が500g（±20g）になればクリアの「トミカピッタンコゲーム」		1分間で各種トミカを釣り放題の「トミカつり」。取材時の最高記録は10台

物販コーナーはレギュラーモデルのほか、イベント限定モデルや関連アパレル、食品まで揃う