NEXCO西日本、ETCレーン通過速度抑制対策の現況について 開閉バー接触発生率24%減少、通過平均速度は3.9km/h減 |
2009年2月10日発表 |
NEXCO西日本(西日本高速道路)は2月10日、2008年12月に実施したETCレーン通過速度抑制対策についての現況を発表した。
ETCレーン通過速度抑制対策は、ETCレーン通過時に開閉バーに接触したり、前方の車に衝突したりする事故を低減するために行っており、ETCレーン開閉バーの開閉速度を遅くするなどの対策が行われている。
今回発表されたのは、NEXCO西日本四国支社管内の全41料金所90レーン(2008年12月1日~12月5日)での調査結果。ETC開閉バー接触発生率は788件から613件と約24%の減少、ETCの平均通過速度は34.6km/hから30.7km/hへと3.9km/h低下した。また、40km/h以上の車両割合が25.5%から8.8%に下がった。
なお、ETCレーン通過速度抑制対策による渋滞や交通事故は、2月9日時点で発生していないと言う。
(編集部:谷川 潔)
2009年 2月 10日