ホンダ、ハイブリッドカーの世界累計販売台数が30万台を突破
「CR-Z」ベースのスポーツハイブリッドカーを2010年中に投入

インサイト(初代)
2009年2月18日発表

 本田技研工業は2月18日、ハイブリッドカーの世界累計販売台数が2009年1月末に30万台を突破したと発表した。

 ホンダは、1999年11月の「インサイト」発売よりハイブリッドカーの販売を開始しており、2001年12月には「シビック ハイブリッド」、2004年12月には「アコード ハイブリッド」を発売。現在では、日本のほか北米や欧州など約40カ国でハイブリッドカーを販売している。

 2009年1月末時点でのハイブリッドカーの世界累計販売台数は30万740台。このうち、インサイトが1万7020台、シビックハイブリッドが25万5249台、アコード ハイブリッドが2万8471台で、シビックハイブリッドの販売台数が約85%を占めている。日本国内では、インサイトが2340台、シビックハイブリッドが2万2899台となっている。

シビック ハイブリッドアコード ハイブリッド

 ホンダは、2月6日に新型インサイトを発売しており、欧州では3月、北米では4月より順次販売開始する予定。日本で年間約6万台、欧州で年間約3万台以上、北米で年間約10万台、世界で約20万台を販売台数を予定している。このほか、2010年中にはコンセプトカー「CR-Z」をベースとした新型スポーツタイプハイブリッドカーを投入し、ハイブリッドカーのラインナップ強化と本格普及を目指すとしている。

インサイト(2代目)CR-Z

(編集部:大久保有規彦)
2009年2月18日