【2月14日】 【2月13日】 【2月10日】 |
国土交通省によれば、高速道路でのETC利用率は2009年2月の時点で70%を超えているほか、ORSE(道路システム高度化推進機構)によればETC車載器セットアップの累計件数も2700万件を突破しているとのことで、ETCの普及が進んでいることがうかがえる。また、3月4日には地方高速料金の土日祝日上限1000円案を含む2008年度2次補正予算関連法案が可決され、1000円で利用するにはETCが必須なことから、これらに魅力を感じてETCをこれから利用しようと思っている人も多いだろう。 ETCの導入にあたってはまずETC車載器を自動車に設置する必要があるが、現状では用途が有料道路の通行料金の支払いにが絞られているためか、どのような機能や特長があるのかが一見分かりにくいのが現状だ。現在販売されているETC車載器は、主に以下のタイプに分けられる。
また、下記の機能は利用する上で搭載されていると便利なため、購入時に参考にするとよいだろう。
ここでは主要メーカーが販売している主なETC車載器の特徴を紹介する。なお、新車納車時のみ装着可能な場合が多いメーカー純正製品や、カーナビメーカーから専用オプションとして販売されている製品、カタログなどに記載されているが出荷終了した製品などは除外している。また、ORSEが運営している「ETC総合情報ポータルサイト」にもETC車載器に関する情報が掲載されているので、こちらで確認するのもいいだろう。 ■デンソー
デンソーは、「DIU-9200」「DIU-5200」「DIU-5210」「DIU-7200」の4製品をラインアップ。全製品とも3ピースタイプで、DIU-9200のみ本体カラーをファイバーブラック/プラチナシルバー/エンジェルホワイト/レディッシュロゼの4色用意する。 いずれの製品もアンテナにLEDを装備しており、音声(DIU-7200を除く)、本体LED、アンテナLEDでETCカードの認証状況や利用状況を確認できる。また、アンテナが正常に接続されていない場合にブザーとLEDで警告する「アンテナ外れ警告機能」を搭載。DIU-7200を除いて、ETCカードのイジェクトボタンや、利用履歴確認用のボタンを個別に装備しており操作性に優れている。 このほか、ETCの利用明細をプリントできる車載用プリンター「EP-300」(5万400円)がデンソーウェーブから発売されており、DIU-5210が接続可能。ETCゲート通過時に自動的に利用明細をプリントすることができる。
株式会社デンソー
■パナソニック
パナソニックは、3ピースタイプの「CY-ET908」シリーズ、2ピースタイプの「CY-ET807D」の2製品を用意する。 両製品とも同社カーナビ「ストラーダ」との連動機能を搭載しており、カーナビのモニターに利用履歴一覧やETCゲート拡大図などが表示できる。また、ボタンを押すと最新の音声案内をもう一度再生できるリピート機能を搭載するほか、音声に声優の日高のり子さんを起用するなど、音声案内の機能が充実している。 CY-ET908シリーズは3ピースタイプのETC車載器では業界最小の本体サイズで、本体カラーはプレミアムシャンパン/メタリックブラックの2色を用意。アンテナ部分にスピーカーを搭載しており、本体をグローブボックス内などに設置しても音声案内が聞き取りやすい。このほか、スライド式のカードイジェクトボタンを装備しており、ETCカードの誤排出を防止している。
パナソニック株式会社
■古野電気
船舶用魚群探知で知られる古野電機だが、ETC車載器も販売している。ラインアップは「FNK-M05T(K)」「FNK-M05」「FNK-M03」の3製品。いずれも3ピースタイプで、FNK-M03を除く製品は音声案内と利用履歴確認機能を搭載する。 FNK-M05T(K)とFNK-M05の仕様はほぼ同一だが、FNK-M05T(K)のみ音声にサンリオのキャラクター「ハローキティ」を採用。料金やETCカード未挿入の警告などをハローキティが通知してくれるほか、起動時にランダムでハローキティのメッセージを再生する機能も搭載する。 本体にもハローキティが描かれ、本体カラーもパールピンク/パールホワイトを用意。各色1万台の限定販売モデルで、サンリオの公式オンラインショップでも販売されている。
古野電気株式会社
■三菱重工業
三菱重工は、「MOBE-500」シリーズと「MOBE-401」の2製品をラインアップ。いずれも3ピースタイプとなる。 両製品とも、利用した通行料金の累計金額を確認できる累積金額通知機能を搭載。また、クラリオンのカーナビとの連携に加えて、MOBE-500は三洋電機のカーナビとの連携も可能だ。このほか、MOBE-500はアンテナにもカードの認証状態など表示するLEDを装備し、本体カラーがピンクレッド/シャンパンゴールド/ネイビーブルー/ブラック/シルバーの5色から選択できる。 MOBE-401は、業界で唯一となる車外設置型のアンテナを採用している製品。無線通信の電波を遮断するため一般的なETC車載器が利用できない熱線反射ガラス搭載車でも、防水タイプのアンテナをルーフやボンネットなどの車外に設置してETCが利用可能となる。
三菱重工業株式会社
■三菱電機
三菱電機は、3ピースタイプの「EP-738」シリーズ、「EP-728B」「EP-638B」「EP-618B」「EP-736B」を、2ピースタイプの「EP-538」シリーズをラインアップ。さらに、EP-738シリーズに藍/赤革/木目/花/雪の5色のカラーとデザインを施した限定販売モデル「EP-738プレミアム」、アンテナに加えてスピーカーも本体から分離している「EP-728B」、同社カーナビとの連携機能に特化した「EP-408B」も用意する。 特徴としては、全製品がセキュリティー自己診断判断機能を搭載。同社が開発した新暗号アルゴリズム半導体チップを搭載しており、車載器に記録されているデータの改ざんや個人データの流出を防ぎ、セキュリティー性に優れている。加えて、EP-7XXシリーズとEP-538シリーズは累計料金の確認が可能なほか、EP-7XXシリーズは利用履歴確認用のボタンを装備。EP-738シリーズ、EP-728B、EP-408Bは、アンテナ部にもETCカードの認証状態など表示するLEDを装備する。 EP-538シリーズは、2ピースタイプや3ピースタイプなどを含めた国内のETC車載器では最小サイズの製品で、ダッシュボード設置用の「EP-538BD」と、フロントウインドウ貼付用の「EP-538BW」を用意する。本体サイズがコンパクトなため挿入したETCカードが本体からはみ出してしまうが、ETCカードを隠すことができるスライドカバーを装備している。
三菱電機株式会社
■URL
ETC総合情報ポータルサイト http://www.go-etc.jp/ ETC車載器について http://www.go-etc.jp/guide/guide03.html 関連記事 【2008年10月28日】首都高のETCワンストップサービスを使ってみた http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20081029_37996.html 【2009年1月16日】国交省、地方高速料金の土日祝日上限1000円案を含む計画案公開 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090116_38443.html 【2009年3月4日】高速料金の上限1000円案を含む2次補正予算関連法案可決
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090304_43137.html (編集部:大久保有規彦)
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