V10エンジン搭載の最強R8、アウディフォーラム東京に登場 6月9日まで展示 |
アウディ ジャパンは6月4日~9日まで、東京 表参道の同社ショールーム「アウディフォーラム東京」で、「R8 5.2 FSI クワトロ」のプレビューイベントを開催する。
R8 5.2 FSI クワトロは、V型10気筒5.2リッター直噴ガソリンエンジンをミッドシップに搭載する2シータースポーツカー。最高出力386kW(525PS)/8000rpm、最大トルク530Nm/6500rpmを発生し、シングルクラッチの2ペダルMTである6速Rトロニック・トランスミッションを介して4輪を駆動する。
R8には4.2リッター直噴ガソリンエンジンを搭載するR8 4.2 FSI クワトロがあるが、5.2 FSI クワトロはR8シリーズのフラッグシップモデルとなる。
価格は1994万円で、これまでのR8と同様に全国9カ所のアウディR8ディーラーで販売とメンテナンスが行われる。
プレビューイベントは「The Road to R8V10」と題されており、R8 5.2 FSI クワトロの実車とともに、1930年代のグランプリマシン「アウトウニオン・タイプD」や速度記録車から、WRCで活躍した「スポーツ・クワトロ」、ル・マン24時間レースを3連覇した「R10」に至る、同社のスポーティーカーの歴史が展示されている。
会場はアウディフォーラム東京の2階。営業時間は10時~20時。年中無休だが、8日13時~17時と、9日14時~20時は2階はクローズとなる。
プレビューイベント開幕に先立つ6月3日、アウディフォーラム東京で報道関係者向けの内覧会が開催された。会の冒頭、街中を走る赤いR8 5.2 FSI クワトロが人々の注目を集めるイメージビデオが流され、「Maranello」の文字に斜線が引かれたラストシーンが会場を大いに沸かせた。Maranelloはかの有名なスーパースポーツカーの代名詞的存在の本拠地だが、このビデオはプレビューイベント期間中に会場で見ることができるという。
ビデオに続いてスピーチに立ったアウディ ジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「100周年を迎えたアウディのパフォーマンスをお見せするために、私たちが持っている中で最もすばらしい宝石をひとつ選びました。今からお目見得する車は、アウディを象徴するすばらしいデザインとクオリティを持ち、驚くべきロードパフォーマンスを持った作品です」と開幕を宣言、R8 5.2 FSI クワトロを紹介した。
アウディフォーラム東京2階の床にはR8 5.2 FSI クワトロの性能が描かれた | R8に至るアウディのスポーティーカーの歴史も見ることができる | |
2階奥にR8 5.2 FSI クワトロの展示ブースが設けられている | アウディ100周年を祝って乾杯するドミニク・ベッシュ社長 |
(編集部:編集部:田中真一郎)
2009年 6月 4日