中国電力のグループ会社であるテンパール工業は、電気自動車用の急速充電器を7月中旬に発売する。価格は350万円。

　この急速充電器は、現在販売されている電気自動車をはじめ、販売が予定されているすべての電気自動車への対応が可能とする製品。入力電圧は三相200Vで、最大出力は50kW。三菱自動車工業の「i-MiEV（アイ・ミーブ）」を、30分程度で電池容量の80％まで充電できる。

　本体サイズが600×750×1580cm（幅×奥行×高さ）、重量が300kgで、急速充電器としてはコンパクトなサイズが特徴。また、本体の液晶画面で容易に充電状況の確認ができるほか、誰もが簡単に扱えるよう操作性の向上が図られている。