三菱とMMD、フランクフルト国際空港に電気自動車「i-MiEV」を配備
2台のi-MiEVを業務車両として試行配備

フランクフルト国際空港に試行配備されたi-MiEV

2009年8月18日(現地時間)導入



 三菱自動車工業と、同社のドイツにおける販売会社MMD(Mitsubishi Motors Deutschland)は8月18日(現地時間)、フランクフルト国際空港の管理会社であるフラポートに電気自動車「i-MiEV」2台を業務車両として試行配備し、その車両導入式を行った。

 三菱は、2010年以降に欧州、北米を中心にi-MiEVの海外展開に向けて実用性の確認とプロモーション活動を進めており、今回の導入式はその一環。フランクフルト国際空港は電気自動車の導入に積極的で、同空港に配備する約3000台の業務車両における電気自動車の比率を、2015年に20%、2020年に60%にする計画があると言う。

 車両導入式に出席したフラポートのシュルテ副会長は、i-MiEVの航続距離をはじめとする性能は業務車両として十分なもので、今後の展開を楽しみにしていると語っている。

(編集部:小林 隆)
2009年 8月 19日