パナソニック、SDカード2DINカーナビ「Sクラス」2機種
地図用とAV用のSDHCカードスロットを1基ずつ搭載

2009年9月10日発売
オープンプライス



 パナソニックは、SDHCカードに地図データを格納する据え置き型カーナビ「ストラーダ Sクラス CN-MW200D」と同「CN-MW100D」を、9月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はCN-MW200Dが15万8000円、CN-MW100Dが12万8000円。

 同社のカーナビ「ストラーダ」の新シリーズ「Sクラス」第1弾となる製品。HDD・DVDカーナビの「ストラーダ Fクラス」とPND「ストラーダ ポケット」の中間に位置し、ストラーダ ポケットと同様にSDHCカードを地図データの記録装置として採用するが、7インチディスプレイやDVD/CDプレーヤーを搭載する2DINの据え置き型となっている。

 CN-MW200D/100Dとも、基本的なスペックや装備は同じだが、200Dが12セグ/ワンセグTVチューナーを搭載するのに対し、100Dはワンセグのみとなっている。また、200Dのみビデオ出力端子を備える。

CN-MW200DCN-MW100D

 ディスプレイは7型ワイド480×234ピクセルのTFT液晶。地図データ用とAV用に、SDHCカードスロットを計2基搭載。同社のデジタルTV「ビエラ」やビデオレコーダー「ディーガ」で録画したSD動画や、販売されるSD動画ソフトを再生することができる。

 またDVD/CDプレーヤーを搭載しており、DVDビデオや音楽CDのほか、CDに収録されたMP3やWMAの再生が可能。

 さらにiPod接続ケーブルが標準で付属しており、iPodをカーナビからコントロールしたり、アルバムアートワークをカーナビに表示したり、iPodを充電したりできる。iPhone 3G/3GSにも対応するが、こちらは音楽再生のみとなる。iPodの再生に適したチューニングをする「音の匠」を2モード用意するほか、7バンドイコライザーと3モードDSPを搭載する。

 地図データは8GBのSDHCカードに収められる。付属のSDHCカードには、1031都市の市街地図や約910万件の電話番号などを収録する。3D地図、2画面地図なども表示可能。ストラーダユーザー限定の「おでかけストラーダ」の情報のほか、GoogleマップやYahoo! JAPAN提供の路線・地図アプリのドライブスポット情報を、SDカード経由で目的地に設定できる。

 本体サイズは200D、100Dともに178×183×100mm(幅×奥行×高さ)、取り付け奥行寸法は165mm。重量は200Dが2.6kg、100Dが2.3kg。

(編集部:田中真一郎)
2009年 8月 20日