鈴鹿、2011年までF1を開催

2009年8月23日発表



 株式会社モビリティランドは8月23日、2010年のF1日本GPを鈴鹿サーキットで開催する契約を、F1の興行を取り仕切るFOA(Formula One Administration)と締結したと発表した。

 リリースでは「このたびの契約締結により、本年度から3年の連続開催となります」とされており、この通りなら2011年までの開催の契約を結んだことになる。

 モビリティランドの大島裕志社長は、「F1日本GPの歴史が途切れることを回避するのが当面の私共の役割と認識し、開催を決定」したと述べている。

 鈴鹿サーキットは1987年から2006年まで、20年連続でF1日本GPを開催。2007年、2008年は富士スピードウェイで開催し、2009年は改修した鈴鹿に戻し、以降は富士と鈴鹿が隔年で開催する予定だった。しかし、富士は7月にF1日本GPからの撤退を表明、2010年以降のF1日本GPの存続が懸念されていた。

(編集部:田中真一郎)
2009年 8月 24日