フォルクスワーゲン、「ゴルフ トゥーラン」と「ニュービートル」を一部改良 9月29日発売、乾式7速DSGをトゥーランに初採用 |
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ トゥーラン」と、「ニュービートル」の装備を一部改良し、9月29日より発売する。価格はゴルフ トゥーランの「TSI Trendline(トレンドライン)」が288万円、「TSI Highline(ハイライン)」が340万円。ニュービートルの「EZ」が245万円、「LZ」が298万円で、いずれもメンテナンスプログラム「フォルクスワーゲン プロフェッショナルケア」が標準で付帯される。
■ゴルフ トゥーラン
ゴルフ トゥーランは、2004年4月にデビューしたフォルクスワーゲン初のコンパクトミニバン。2007年4月には、新世代エンジン「TSI」と、デュアルクラッチトランスミッション「DSG」を搭載し、パワートレインを刷新している。累計販売台数はおよそ2万3000台。
今回の装備変更では、従来のTSIエンジンのパワーはそのままに、トランスミッションを従来の湿式6速DSGから、より効率のよい乾式7速DSGに変更。これにより燃費は14.2km/lと、最大で約15%改善。2010年の燃費基準+35%を達成すると言う。また、電動格納式リモコンドアミラー(ヒーター、助手席リバース連動機能付)を追加装備している。
さらに上級グレードのTSI ハイラインには、ゴルフ トゥーランとして初めてレザーシートをオプションを設定。ナパレザーシート、シートヒーター(運転席/助手席)、パークディスタンスコントロール(リア)、オプティカルパーキングシステムのセットオプションを、34万6500円で設定している。
TSI ハイラインにオプション設定されるレザーシート | TSI ハイラインの標準シート(写真は2列目シートを1つ外した状態) | TSI ハイライン ハンドルシフト |
■ニュービートル
1999年9月にデビューし、発売より10年を迎えたニュービートルは、現在までに累計約7万7000台を販売する人気モデル。
今回の変更では、1.6Lエンジン搭載のエントリーグレード EZに、フロントフォグランプを採用。 また、2Lエンジン搭載グレードは、従来の3グレード(ニュービートル、LZ、ヴィンテージ)を、レザーシートを標準装備したLZに統合し、さらに電動ガラススライディングルーフを廃止している。
ニュービートル LZ |
(瀬戸 学)
2009年 9月 29日