GM、シボレー「カマロ」を国内発売 日本仕様のミラーとリアウインカーを装備 |
ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、シボレー「カマロ」を12月5日に発売する。価格は次のとおり。
LT RS | 3.6リッター V型6気筒 DOHC | 430万円 |
SS RS | 6.2リッター V型8気筒 OHV | 535万円 |
5代目となる4シータースポーツクーペ。1967年発売の初代カマロは、当時ヒットしていたフォードの小型スポーツクーペ「マスタング」に対抗する製品として登場、現在でもそのライバル関係は変わっていない。
マスタングの最新モデルは、初代マスタングのスタイリングを引用したレトロモダン路線を採っているが、5代目カマロも同様に初代カマロのイメージをトレースしている。
日本で発売されるモデルは「LT TS」と「SS RS」の2つ。どちらも左ステアリング+6速ATとなる。車体サイズは4840×1915×1380mm(全長×全幅×全高)。
国内発売のニュースリリースとともに発表された写真。ターンシグナルランプが内蔵されたサイドミラーとリアバンパーが、これまで発表されている写真と異なる | 米国仕様のインテリア |
米国仕様の透視図 |
LT RSは3.6リッターV型6気筒 DOHC「LLT」エンジンを搭載。最高出力は227kW(308PS)。
SS RSは6.2リッターV型8気筒 OHV「L99」エンジンを搭載。最高出力は298kW(405PS)。ブレンボ製のブレーキを採用する。
両モデルとも従来の米国車よりも燃費が優れていることが大きくアピールされており、LT TSはレギュラーガソリン仕様の直噴エンジンにより市街地で約7.7km/L、高速で約12.3km/L、SS RSは低負荷時に4気筒が休止する可変気筒システムにより市街地で約6.8km/L、高速で約10.6km/Lの燃費を実現している(数値はいずれも米国基準)。
このほか日本仕様には独自のターンシグナルランプ内蔵ドアミラーと、リアターンシグナルランプが装備される。
3.6リッターV型6気筒 DOHC「LLT」エンジン | |
6.2リッターV型8気筒 OHV「L99」エンジン |
(編集部:田中真一郎)
2009年 10月 9日