メルセデス・ベンツ、「E 250 CGI アバンギャルド」がエコカー減税対象に |
メルセデス・ベンツ日本は10月15日、「E 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」が、通常のガソリンエンジンを搭載した輸入車として初めて、エコカー減税対象車として、国土交通省の型式認定を受けたと発表した。
同車は10月6日に発売されたアッパーミドル・セダン。ベースとなるE 250 CGI ブルーエフィシェンシーのセダンに、AMGブランドの空力パーツやホイール、スポーツシート、パノラミックルーフなどを装備するモデル。
従来のE 250に搭載していた2.5リッターのV型6気筒エンジンを、1.8リッター4気筒直噴ターボエンジンに換え、効率のよいパワーステアリングポンプや、空気抵抗を低減する形状のドアミラーやラジエターブラインドなどを備えることで燃費の向上を図った。
これにより平成17年排出ガス基準75%低減レベルと、平成22年燃費基準+20%を達成。「環境対応車普及促進対策補助金(10万円、車齢13年超の経年車廃車をともなう場合は25万円)」の対象となるとともに、重量税、取得税が50%ずつ軽減される「エコカー減税」と、翌年度の自動車税が約25%軽減される「自動車グリーン税制」の対象となった。エコカー減税とグリーン税制の対象となるのは、通常ガソリンエンジンを搭載した輸入車では初めてとしている。
なお、E 250 CGI ブルーエフィシェンシーシリーズには、アバンギャルド以外のセダンとクーペもあるが、こちらはエコカー減税対象にはなっていない。
(編集部:田中真一郎)
2009年 10月 16日