メルセデス・ベンツ、1.8リッター直噴ターボのEクラス「E 250 CGI ブルーエフィシエンシー」 セダンとクーペを用意、エコカー減税対象モデルも |
メルセデス・ベンツ日本は、新型Eクラスに「E 250 CGI ブルーエフィシェンシー」3モデルを追加し、10月6日より発売した。価格は次のとおり。いずれも右ステアリングのみ。
E 250 CGI ブルーエフィシェンシー | 634万円 |
E 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | 698万円 |
E 250 CGI ブルーエフィシェンシー クーペ | 668万円 |
5月に発売したEクラスに、1.8リッター直列4気筒DOHCガソリン直噴ターボエンジンを搭載した、燃費志向のモデル。セダンとクーペの両方に設定されており、セダンにはスポーティな「アバンギャルド」も用意される。
E 250 CGI ブルーエフィシェンシー | |
E 250 CGI ブルーエフィシェンシー クーペ |
エンジンだけでなく、アシスト状況に応じてポンプ駆動を制御し、エンジン負荷を下げるパワーステアリングポンプ、空気抵抗を低減する形状のドアミラーやラジエターブラインドなどにより、さらに燃費改善を図っている。
最高出力は150kW(204PS)/5500rpm、最大トルクは310Nm(31.6kgm)/2000-4300rpm。2.5リッターV型6気筒DOHCエンジンを搭載した先代のE 250と出力は同じ、トルクは向上しているが、燃費は最大約27%改善されている。これにより、3モデルとも平成17年排出ガス基準75%低減レベル認定を取得する予定。
またアバンギャルドは平成22年度燃費基準+20%を達成し、輸入車の通常ガソリンモデルとして初めてエコカー減税対象モデルとなる予定。対象となった場合は、最大約45万円が免除される。
これまで発売されている新型Eクラス同様に、HDDカーナビ、地デジチューナーなどのほか、居眠り運転を警告するアテンションアシストやリアビューカメラなどの安全装備を備える。
アバンギャルドには、前後左右の空力パーツからなるAMGスタイリングパッケージ、18インチAMGホイール、ツインクロームエグゾーストエンド、AMGスポーツシート、AMGスポーツステアリング、パノラミックスライディングルーフを標準で装備する。
E 250 CGI ブルーエフィシェンシーのエンジン(左)と性能曲線 |
(編集部:田中真一郎)
2009年 10月 6日