メルセデス・ベンツ、最強の新型Eクラス「E 63 AMG」発売 すでに約100台を受注 |
メルセデス・ベンツ日本は8月31日、新型Eクラスのハイパフォーマンスモデル「E 63 AMG」を発売した。価格は1495万円。左右ハンドルが用意される。
同車は7月8日に予約受付が開始されており、約1カ月半で約100台を受注したと言う。
新型Eクラス(W212)ベースとなったE 63 AMGには、先代同様にメルセデスAMGの6.3リッターV型8気筒DOHCエンジンを搭載するが、最高出力は先代を8kW(10PS)上回る386kW(524PS)を発生する。一方でエンジン内部の摩擦低減などにより、燃費は約9%改善された。
トランスミッションはトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用する7速AT「AMGスピードシフトMCT」。「C」「S」「S+」の経済的な走行からスポーツ走行まで3種のシフトタイミングを選べるほか、マニュアルシフトモードを持ち、シフトダウン時のオートブリッピング機能を備える。
外観はいずれも専用のスポイラーやエキゾーストエンド、ディフューザー、LEDナイドドライビングライトを装備するほか、フロントフェンダーは左右17mm拡大されている。
また93万円のオプションで19インチホイールやLSD、専用チューンサスペンションなどが含まれる「パフォーマンスパッケージ」が、95万円のオプションでフルナッパレザー内装、マッサージ機能付シートなどが含まれる「エクスクルーシブパッケージ」が用意される。
(編集部:田中真一郎)
2009年 8月 31日