アウディ、新型「A8」をマイアミのアートイベントでワールドプレミア |
現行A8 |
独アウディAGは11月30日(現地時間)に、米国マイアミで新型「A8」を世界初公開する。
アウディ・ブランドの100周年を締めくくるのは、同社のフラッグシップサルーンであるA8のワールドプレミアだった。A8の歴史は、1988年の「V8」に端を発し、1994年に初代A8が登場。現行モデルは2002年に登場した2代目で、オールアルミニウムボディーに、トップモデルは6リッターW型12気筒エンジンを搭載する。
マイアミでは12月2日~5日(現地時間)にデザインイベント「デザイン・マイアミ」が、同3日~6日(現地時間)にはアートフェア「アート・バーゼル・マイアミビーチ」が開催されるが、アウディAGは両イベントのエグゼクティブ・オートモーティブ・スポンサーを務めており、A8の初公開はこれらのイベントの前夜祭となる。
ワールドプレミアの会場となるのは、デザイン・マイアミ会場から10kmほどの45th & Collins Avenue, Miami Beachに仮設される「アウディ・パビリオン」。パビリオンには、デザインがアウディを特徴付ける重要な要素であり、A8が文化と技術を統合してきたことを象徴して、現代美術コレクション「ルベル・ファミリー・コレクション」から選ばれた作品たちと、英国のデザイナー、トム・ディクソンが新型A8を象徴する素材であるアルミとLEDで作り上げたインスタレーション「The Light Light」を展示する。
アウディ・パビリオンは12月5日まで、つまりデザイン・マイアミの期間中、一般に公開される。さらに、デザイン・マイアミの会場(NE 39th Street and 1st Court, Miami Design District)に「アウディ・ラウンジ」を設け、デザイン・マイアミの出展者の一員として、アウディのデザインについて展示する。
ワールドプレミア会場となるアウディ・パビリオン | 新型A8をアンヴェールするステージは、「The Art of Progress」をテーマとする | アルミとLEDのインスタレーション「The Light Light」 |
世界的な現代美術コレクション「ルベル・ファミリー・コレクション」から選ばれた作品が、「Beg Borrow and Steal」と銘打たれたパートで展示される |
(編集部:田中真一郎)
2009年 11月 20日