プジョー、6速ATを搭載した「308CC」を発売開始
エンジンも変更して出力を16PS、燃費を約17.2%向上

6速ATを搭載した308CC

2010年5月7日発売
308CCプレミアム:420万円
308CCグリフ460万円



 プジョー・シトロエン・ジャポンは5月7日、6速ATを搭載したコンバーチブル「308CC」を発売した。価格は308CCプレミアムが420万円、308CCグリフが460万円。いずれのモデルもステアリング位置は右のみ。

 2009年6月に日本市場に導入された308CCは、1.6リッター直列4気筒DOHC直噴ツインスクロールターボエンジンに4速ATを組み合わせていた。今回発表された6速AT搭載モデルは、3月17日より先行予約を受け付けており、5月7日より本格導入される。

 搭載される6速ATは、PSAプジョー・シトロエンとアイシン・エィ・ダブリュとの共同開発によるもの。スタート&ストップの多い日本の道路事情を考慮して開発され、スムーズなシフトチェンジと静粛性を最大の特徴とし、2速から6速のロックアップ領域を広げたことでダイレクトでクイックなシフトレスポンスを実現したと言う。

 この6速ATの導入に伴い、エンジンは欧州の最新の排ガス規制ユーロ5に対応したものに変更され、最高出力を103kW(140PS)から115kW(156PS)に向上させながらも、燃費を約17.2%向上し、10・15モード燃費を11.0km/Lとした。

 そのほか、プレミアムに組み合わせるアルミホイールは、16インチからグリフと同サイズの17インチに変更されている。

 ボディーサイズは4455×1820×1430mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2610mm。重量はプレミアム、グリフともに1580kg。

 ボディーカラーはアルミナム・グレー、シャーク・グレー、ペルラネラ・ブラック、モカ、アビサル・ブルー、イパネマ・ブルー、パビロン・レッド、パール・ホワイトの全8色を、インテリアカラーはブラック、グレージュ、ヴィンテージの全3色をそれぞれ設定する。

(編集部:小林 隆)
2010年 5月 7日