ランボルギーニ、「ガヤルド スーパーレジェーラ」の販売開始
日本での販売価格は2913万2250円

ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ

2010年6月1日発売
2913万2250円



 ランボルギーニ ジャパンは6月1日、トップエンド・スポーツモデル「ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ」を発売した。価格は2913万2250円で、デリバリーの開始は7月以降を予定。

 ガヤルド スーパーレジェーラは、今年3月に開催したジュネーブショーでデビューしたモデルで、ガヤルドLP560-4をベースモデルにしている。車名の「LP」は縦置きミッドシップを意味する「longitudinale posteriore」の接尾語で、V10エンジンの搭載位置を示すもの。「570」はエンジンの最高出力を表す。

 ボディー各所に「スポーツカーの製作には理想的」とするカーボンファイバーやアルミニウム材を積極的に採用した結果、車両重量は同社のラインアップ中もっとも軽量と言う1340kg(乾燥重量)とした。

 この軽量ボディーに最高出力419kW(570PS)/8000rpm、最大トルク540Nm/6500rpmを発生するV型10気筒DOHC 5204ccエンジンを搭載し、6速セミATまたは6速MTを介して4輪を駆動。0-100km/hは3.4秒未満、0-200km/hは10.2秒、最高速度は325km/hというスペックを誇る一方で、直噴を採用したことにより、燃料消費とCO2を先代モデルよりおよそ2割低減することに成功したと言う。

 ロー&ワイドなボディーのサイズは4386×1900×1165mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2560mm。エクステリアは空力性能を向上するべく、フロントバンパーを3次元形状としたほか、サイドロッカーカバー、サイドミラー、リアスポイラ-、リアディフュ-ザー、透明エンジンフードなどを専用装備。

 インテリアではセンタートンネル・カバー、ドアパネル、セミオートマチック・ギアボックス・レバー、スポーツシート・シェルなどに積極的にカーボンファイバーを採用し、軽量化に大きく貢献。インテリアはブラックを基調に、シートトリムやステッチにはグリーン、イエロー、オレンジのほか、色調が異なる2種類のグレーのコントラストカラーを用意。

 また、フロントの車高を上げて取り回しを容易にするリフティングシステムや、ガレージドア・リモートコントロールのほか、センターコンソール、インストルメントパネル・トリム、パーキング・ブレーキ・ハンドル、ステアリングホイールの一部、ドアハンドルがカーボンファイバー仕上げとなる「カーボンファイバー・パッケージ」をオプションで用意する。

エクステリア
エンジンはV型10気筒DOHC 5204ccインテリアでも積極的にカーボンファイバーを用い、これによりインテリア全体で約40kgの重量軽減に貢献したと言う

(編集部:小林 隆)
2010年 6月 1日