警察庁、高齢運転者標識のデザインについての意見募集
「もみじマーク」と代替4案について

1:高齢運転者標識として現在使われている「もみじマーク」

2010年6月18日~7月17日



 警察庁は、6月18日~7月17日まで高齢運転者標識のデザインについての意見募集を行う。道路交通法によって、70歳以上の高齢運転者は、加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるときは、高齢運転者標識を付けて普通自動車を運転するように努めることが定められており、現在は「もみじマーク」が使用されている。

2:四つ葉のクローバーをモチーフとし、シニアの「S」の文字を図案化したもの3:さまざまな人生を表現する色とりどりの線が丸く柔らかい円を描いている様子を図案化したもの
4:交通社会での豊富な経験をもつ高齢ドライバーを稲穂の実とハートを支える手のひらに例えて図案化したもの5:ゆとりを持って接してほしい思いから「鳥」に「ハート」「手」のモチーフを組み合わせて図案化したもの

 今回の意見募集は、このもみじマークを含め代替4案のデザインの意見募集を行うもの。意見募集の結果は、検討委員会における討議、検討の参考にするとしている。

 意見募集は電子メール、FAXまたは郵送によって受け付け、応募方法は下記のとおり。

・電子メール:momijibosyuu@npa.go.jp
・FAX:03-3581-9337
・郵送:〒100-8974 東京都千代田区霞が関2-1-2
 警察庁交通局交通企画課
 高齢運転者標識のデザインについての意見募集係
・募集期間:6月18日~7月17日

(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 18日