フィアット、アイドリングストップ機能を搭載した限定車「500C ヴィンテージ」
限定のボディーカラーとソフトトップカラーを採用

チャチャチャアズールのボディーカラーにアイボリーカラーのソフトトップ(限定100台)

2010年6月23日発売
245万円



テックハウスグレーのボディーカラーにレッドカラーのソフトトップ(限定50台)

 フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは6月23日、フィアット「500C(チンクエチェントシー)ヴィンテージ」を発売した。価格は245万円。ステアリング位置は右のみ。

 500C ヴィンテージはコンパクトカー「フィアット500」のオープントップモデル「500C 1.2 8V POP」をベースにしたモデルで、チャチャチャアズールのボディーカラー(ソフトトップはアイボリー)を限定100台、テックハウスグレーのボディーカラー(ソフトトップはレッド)を限定50台用意する。インテリアカラーは前者がグレー/アイボリー、後者がレッド/アイボリーで、いずれもシート素材はファブリックになる。

 エンジンは最高出力51kW(69PS)/5500rpm、最大トルク102Nm(10.4kgm)/3000rpmを発生する直列4気筒SOHC 1.2リッターエンジンを搭載し、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を介して前輪を駆動させる。500Cシリーズとして初めてアイドリングストップ機能の「スタート&ストップシステム」を搭載し、10・15モード燃費をベースモデルから+1.6km/Lの17.2km/Lとした。

 500C ヴィンテージ限定のカラーコンビネーションやアイドリングストップ機能を搭載しながらも、価格はベースモデルから6万円高に抑えられている。

 ボディーサイズは3545×1625×1505mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2300mm。車両重量は1030kg。

 500C ヴィンテージはエコカー補助金(環境対応車普及促進対策費補助金)の対象車で、13年超の廃車を伴う場合に25万円の補助を受けられる。

(編集部:小林 隆)
2010年 6月 23日