フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは9月2日、オレンジカラーの限定車「500 アランチャ」を発売した。価格は205万円で限定300台。ステアリング位置は右のみ。

　500 アランチャは、500 1.2 POPをベースに特別色「ビタミニックオレンジ」で内外装をカラーリングしたモデル。アランチャはイタリア語でオレンジを意味する。

　エクステリアはフロント＆リアバンパーやサイドミラー、ドアハンドル部などにクロームパーツを使用したほか、専用の15インチアルミホイールを標準装備。インテリアもインストゥルメントパネルにボディー同色のカラーリングを施すとともに、ホワイトカラーのレザーステアリングを採用するなど、明るく鮮やかな仕上がりとした。

　エンジンは最高出力51kW（69PS）/5500rpm、最大トルク102Nm（10.4kgm）/3000rpmを発生する直列4気筒SOHC 1.2リッターエンジンを搭載。ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を介して前輪を駆動させる。アイドリングストップ機能「スタート＆ストップシステム」を搭載し、10・15モード燃費は19.2km/Lとした。

　エコカー補助金（環境対応車普及促進対策費補助金）の対象車で、13年超の廃車を伴う場合に25万円の補助を受けられる。また、エコカー補助金の政府予算が終了し、補助金が受けられない場合でも15万円の独自の購入資金サポートを行うが、期限内に予算が終了しない場合は適用されない。

　なお、9月11日、12日の期間、フィアットディーラーで「フィアット フレッシュ フェスタ」を開催。今回発売された500 アランチャが展示される。

フロントおよびリアバンパー、サイドミラー、ドアハンドル部などにクロームパーツを使用。専用の15インチアルミホイールも装着する。タイヤサイズは185/55 R15		インストゥルメントパネルもオレンジにカラーリングする