トヨタなど4社、青森県六ヶ所村でスマートグリッド実証実験を開始 風力発電所を活用 |
実証実験の構成 |
トヨタ自動車、日本風力開発、パナソニック電工、日立製作所の4社は、青森県上北郡六ヶ所村で住民居住型のスマートグリッド実証実験を9月16日から開始する。
六ヶ所村で行われるスマートグリッドの実証実験は、既設の六ヶ所村二又風力発電所や新設の太陽光発電装置で発電した電力を、発電・蓄電装置を備えた住宅である「スマートハウス」に供給し効率的に電気を利用する。このスマートハウスは6棟設置され、プリウスPHV(プラグインハイブリッド)用の充電スタンドも設置。プリウスPHVの効率的な充電も行う。
実験期間は2010年9月~2012年7月を予定しており、系統電力から独立した電力網であるクローズドグリッドを独自に構築して、需要と供給の連動を支える技術開発と共同での実証実験に取り組んでいくと言う。
(編集部:谷川 潔)
2010年 9月 15日